名刺に話してもらう

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こんにちは

今回はある本を読んでいたら「名刺」について面白いことが書かれていたので紹介したい思います。

それは『自分のことを話すのが苦手でいつも損している。-入社3年目までに身につけておきたい「アピール力」』川上徹也著(廣済堂出版)という本。

本のタイトル通りアピールが下手な人に向けてのもので、
「本当にいいアピールは相手へのサービスである」という考え方のもと、いろいろなアピールの仕方や考え方が書かれていました。

自分もアピールって苦手だし、むしろアピールって「悪」ぐらいの気持ちがありました。
自己主張が強い、声が大きい、態度がでかい
どれも苦手です。
しかしアピールってそいうことじゃないですね。
アピール=サービスと置き換えるとはじめて腑に落ちた気がしたわけです。

名刺について面白かったのは「自分の代わりに名刺に語ってもらう」という案です。

なかなか初めて会う人とうまく話すのは難しい。
ましてや交流会やビジネス関係のパーティでは相手も時間がないし、
ただ名刺を渡すだけとなるのが普通。

そこで名刺にあらかじめ自分の情報を入れておき、それを渡す。
口下手な人ほどこの方が効果的だということです。

名刺に難しそうな自慢げな肩書きばかり多いのはどうかと思いますが
「個人的に好きなこと」や「仕事の実績」や「うまいキャッチコピー」が書かれていれば、だいぶ違う。

実際、いまでも名刺に趣味や実績などが書かれているものはあるし、珍しくはないでしょう。
しかし、「相手へのサービス」と捉えて名刺を考え直すと面白い。
この本を読んでちょっとそんな風に思いました。



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