悩みがないのに、なんとなく誰かと話したい夜がある

悩みがないのに、なんとなく誰かと話したい夜がある

記事
コラム


別に、
大きな悩みがあるわけじゃない。

仕事も普通。

人間関係も、
致命的に悪いわけじゃない。

恋愛も、
今すぐどうにかしないといけないわけじゃない。

それなのに、

なぜか誰かと話したくなる夜がある。

理由はうまく説明できない。

何かあったわけでもない。

ただ、

一人でいるのが少し長く感じる。

SNSを見ても満たされない。

動画を流しても、
頭に入ってこない。

そんな夜。

僕はこれ、
結構普通のことだと思っている。

人は、問題がある時だけ誰かを求めるわけじゃない

相談というと、

「悩みを解決するもの」

みたいに考えがちだと思う。

でも実際は、

人が誰かと話したくなる理由って、
そんなに明確じゃない。

寂しい。

疲れた。

なんとなく気分が重い。

今日あったことを聞いてほしい。

誰でもいいから声を聞きたい。

ただ、
自分以外の人間と会話したい。

それだけの時もある。

別に、
答えが必要なわけじゃない。

アドバイスもいらない。

ただ、

自分の存在を
誰かと共有したいだけ。

そんな感覚は、
誰にでもあると思う。

大人になると「用事のない連絡」が減っていく

学生の頃は、

「暇?」

だけで連絡できた。

会う理由もなかった。

話す内容も決まっていなかった。

それでも、
普通に何時間も一緒にいられた。

でも大人になると、

「何か用事あるのかな」

「忙しいかな」

「わざわざ連絡するほどでもないか」

と考えるようになる。

そして、

話したいのに連絡しない。

会いたいのに誘わない。

これが増えていく。

大人になるって、

自由が増える一方で、

人との距離を自分で調整しすぎるようになることでもあると思う。

「何か話さなきゃ」が一番しんどい

会話が苦手という人の中には、

「ちゃんと話題を用意しないと」

と思っている人が多い。

でも、

本当に気を許せる相手との会話って、
そんなに綺麗じゃない。

沈黙もある。

どうでもいい話もする。

話が飛ぶ。

同じことを何回も言う。

結論がない話だってある。

それでいい。

むしろ、

話す内容を考えないといけない関係って、
結構疲れる。

本当に話したい時は、

「今日なんか疲れた」

くらいでいい。

そこから始まる会話の方が、
自然だったりする。

僕も、意味もなく誰かと話したい時がある

僕自身も、

特に相談したいことがないのに、

なんとなく誰かと話したくなる時がある。

仕事のことを話すでもない。

恋愛のことでもない。

将来のことでもない。

ただ、

人と会話したい。

そんな日がある。

昔は、

そういう自分を少し変だと思っていた。

でも今は思う。

人間は、
一人で全部完結するようにはできていない。

人と話して、

笑ったり、

共感したり、

「それわかる」

と言われたりする。

それだけで、
気持ちが整うことがある。

話すことで、自分の状態に気づくこともある

「別に悩みはない」

と思って話し始めても、

会話しているうちに、

「あ、自分これ気にしてたんだ」

と気づくことがある。

仕事で言われた一言。

返信が来ない相手。

将来への不安。

なんとなく感じていた孤独。

普段は気にしていないふりをしていても、

言葉にすると出てくる。

頭の中って、
思っている以上に散らかっている。

話すことは、

その散らかったものを
一つずつ外に出していく作業でもあると思う。

ちゃんとした相談じゃなくていい

「こんなことで相談していいのかな」

と思う人もいる。

でも、

別に相談じゃなくていい。

愚痴でもいい。

雑談でもいい。

今日食べたものの話でもいい。

仕事でムカついたことでもいい。

昔の話でもいい。

誰にも言っていないことでもいい。

むしろ、

そういう何でもない話の中に、
本音が出ることがある。

話を聞いてほしい時に、聞いてくれる人がいること

僕は最近、

人間関係で大事なのは、

友達の人数でも、

フォロワーの数でもなく、

「話したい時に話せる相手がいるか」

なんじゃないかと思っている。

たくさん知り合いがいても、

本音を話せなければ寂しい。

逆に、

一人でも、

何でも話せる相手がいれば、
安心できる。

数じゃない。

距離感なんだと思う。

ただ聞いてほしい時は、ただ聞いてほしいでいい

人に話すと、

アドバイスされるのが嫌な時もある。

自分でも答えはわかっている。

でも、

今は答えが欲しいわけじゃない。

そんな時は、

「今日はただ聞いてほしい」

でいい。

それを言えるだけでも、
会話はかなり楽になる。

話を聞く側も、

無理に何かを解決しようとしなくていい。

ただ、

「うん」

「それで?」

「それは嫌だったね」

と聞く。

それだけでいいこともある。

人は、話すだけで少し戻れる

ものすごく疲れた日。

嫌なことがあった日。

誰とも話していない日。

そんな日に、

少しだけ誰かと話す。

すると、

不思議と少し元に戻ることがある。

別に問題は解決していない。

明日の予定も変わっていない。

でも、

さっきより少しマシになる。

人との会話には、

そういう力があると思う。

最後に

悩みがなくても、

誰かと話したくなる夜はある。

理由がなくてもいい。

話す内容が決まっていなくてもいい。

「なんとなく」

で十分。

僕は、

人と話すのに、
毎回理由なんていらないと思っている。

寂しいから。

暇だから。

疲れたから。

声を聞きたいから。

ただ話したいから。

それでいい。

もし今、

特に相談したいことはないけど、

なんとなく誰かと話したい。

そんな気分なら、

まとまっていなくても大丈夫です。

話したいことが見つかるまで、
雑談でも構いません。

無理に答えを出さず、

そのまま話しましょう。


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