170.「長時間労働・過重労働がある」

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2位は「長時間労働・過重労働がある」 男女500人が答えた「ブラック企業だと思う職場の特徴」トップ10発表


 社会問題となっている「ブラック企業」の存在。自分の職場に対して「ブラックかも…」と感じた経験がある人は、きっと少なくないはずです。
そんなブラック企業の職場にありがちな“特徴”について、ビジネスパーソンたちはどんなことを感じているのでしょうか。

AlbaLink(東京都江東区)が運営する“訳あり不動産”情報メディア「訳あり物件買取プロ」が、「ブラック企業だと思う職場の特徴」に関する調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。


「有給を取ろうとすると怒られる」
 調査は2022年12月から2023年1月にかけて、現在仕事をしている人を対象に、インターネットリサーチで実施。計500人(男性203人、女性297人)から有効回答を得たものです。
なお、回答者の年代は、10代0.2%、20代20.8%、30代37.2%、40代27.2%、50代11.6%、60代以上3.0%となっています。


 まず、「ブラック企業だと感じる職場で働いた経験があるか」を聞いたところ、「ある」と答えた人が71.0%で、全体の7割を超える結果となりました。ブラック企業は少数派ではなく、身近にあることがうかがえます。



 次に、具体的な「ブラック企業だと感じる職場の特徴」について聞きました。


 3位は「休みが少ない・休みにくい」(124人)。有給休暇を使えない雰囲気のブラック企業はやはり多いようで、「有給を取ろうとすると怒られる(22歳男性)」「休みが少ない。週休1日も取れないことがある(39歳女性)」といった声が寄せられました。

また、「休日出勤が当たり前(42歳女性)」など、カレンダー上は休日があっても、休日出勤で消えてしまうケースもあるようです。
就職・転職活動時には有給消化率や、休日出勤の有無・頻度をチェックしておくのがよさそうです。


 2位には「長時間労働・過重労働がある」(167人)がランクイン。「残業が当たり前(40歳女性)」「『残業は22時まで』と規定にあるため、『22時までは残れる=働かないといけない』というルールがある(28歳女性)」「残業が多く、1日の就業時間や拘束時間が長い(51歳男性)」といった悲痛な声が集まる結果となりました。

長時間労働が続くと、身体的・精神的な不調が出る可能性も高まります。
繁忙期やトラブルにより、一時的な残業はどんな企業でも発生するものですが、「長時間勤務が当たり前の企業」「定時で帰りにくい雰囲気の企業」には注意が必要です。


 そして、1位となったのは「残業代が出ない」(196人)でした。「残業をしても正当に残業代が支払われず、サービス残業は当たり前(27歳女性)」「タイムカードを切らせて残業させる(39歳女性)」「残業をさせるだけさせて、賃金を支払わない(42歳男性)」といった生々しい声が多数寄せられています。

また、一定時間の残業を見込み、あらかじめ残業代を給与に含めて支払う「みなし残業」を、ブラック企業の特徴として挙げた人も複数いました。
みなし残業は適正に運用されていれば違法ではないものの、やはり敬遠、警戒する人も多いようです。


 調査結果を受けて、同社は「ブラック企業かどうか見極めたいなら、求人票では『基本給』『年間休日』『福利厚生』に注目してみてください」とコメントを寄せています。



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