こんにちは。中国輸入×Amazon自社ブランド専門コンサルタント、「Infinity Brand Creators」代表の酒井勝也です。
私は現在、ラクマート公認認定講師およびラクメイド公式アンバサダーとして、皆様のビジネスを着実に前進させるためのサポートや指導に専念しています。
見事ゼロイチの壁を突破し、スポンサープロダクト広告(SP広告)を回し始めて売上が立ってきた頃かと思います。
しかし、毎月の広告レポートを見て、こんな悩みを抱えていませんか?
「売上は上がっているけど、広告費が高すぎて利益が全然残らない……」
「オート広告や部分一致だけで回していて、無駄なクリックが多い気がする……」
Amazon広告において、利益を圧迫する最大の原因は「買わないお客様にまで広告を表示して、クリック費用を支払ってしまっていること」です。
これを防ぎ、少ない広告費で最大の売上(高いROAS)を叩き出すためには、マニュアル広告の「マッチタイプ(フレーズ一致・完全一致)」を正しく使い分けるスキルが必須になります。
今回は、無駄な広告費を削り落とし、利益を最大化するための「ターゲティング術」についてお伝えします。
1. 「部分一致」の罠:網の目が粗すぎる投網
マニュアル広告を設定する際、よく分からないからと全て「部分一致」で設定していませんか?
部分一致は、設定したキーワードが含まれていれば、語順がバラバラでも、間に別の単語が入っても広告が表示される「広い網」です。
例えば「ヨガマット 厚手」を部分一致で設定すると、
「ヨガマット 薄手 厚手を探す」や「ヨガマット 収納ケース 厚手用」といった、あなたが意図していない検索(=買わない検索)に対しても広告が表示され、無駄なクリック費用が発生してしまいます。
新しいキーワードを見つけるための「リサーチ目的」としては優秀ですが、利益を残すための「主力」として使い続けると、広告費の垂れ流しになってしまいます。
2. 「フレーズ一致」の役割:意図を崩さずロングテールを狙う
そこで活用すべき第一歩が「フレーズ一致」です。
フレーズ一致は、「設定したキーワードが、その順番通りに含まれている場合のみ」表示される仕組みです。
「ヨガマット 厚手」をフレーズ一致で設定した場合:
○ 表示される: 「ヨガマット 厚手 ピンク」「ヨガマット 厚手 10mm」
× 表示されない: 「厚手 ピンク ヨガマット」「ヨガマット 薄手」
語順が固定されるため、「ヨガマットの厚手を探している」というお客様の明確な【検索意図】を崩さずに、前後に「色」や「サイズ」などの細かな条件(ロングテールキーワード)がついた検索を拾うことができます。
無駄撃ちを減らしつつ、より購入率の高いお客様を連れてくることができる非常にバランスの良い設定です。
3. 「完全一致」の役割:確実に仕留めるスナイパーライフル
そして、利益を最大化する最強の武器が「完全一致」です。
完全一致は、その名の通り「設定したキーワードと、お客様の検索キーワードが完全に一致した時のみ」広告が表示されます。(※複数形などのごくわずかな揺れは許容されます)
「ヨガマット 厚手」を完全一致で設定した場合:
○ 表示される: 「ヨガマット 厚手」
× 表示されない: 「ヨガマット 厚手 ピンク」「厚手 ヨガマット」
ターゲットが極端に狭くなるため、「機会損失になるのでは?」と不安になるかもしれません。しかし、これこそが最大のメリットです。
「このキーワードで検索したお客様は、必ずうちの商品を買ってくれる」という鉄板のキーワードを見つけたら、それを「完全一致」で設定し、高めの入札単価(クリック単価)をかけます。
無駄な検索には一切広告を出さず、絶対に買う見込み客の検索結果だけに「一番目立つ場所」で広告を表示する。これが、利益を最大化するスナイパーのような戦い方です。
4. プロが実践する「王道の使い分けステップ」
広告費を削りながら売上を伸ばすための、具体的なステップは以下の通りです。
オート広告・部分一致で「種(データ)」を集める
少額の予算で広く網を張り、お客様が実際にどんなキーワードで検索して買っているのかをレポートから抽出します。
売れたキーワードを「フレーズ一致」に格上げする
オート広告等で1〜2回売れたキーワードを見つけたら、それをマニュアル広告の「フレーズ一致」に登録し、少し入札単価を上げます。これで無駄を省きながら、さらなる売上データを集めます。
鉄板キーワードを「完全一致」で独占する
フレーズ一致の中で「これはコンスタントに売れる!」というエース級のキーワードが見つかったら、それを「完全一致」に登録し、一番高い入札単価を設定して検索結果の最上部を取りに行きます。
まとめ:広告は「出し方」で利益が全く変わる
Amazon広告は「いくらかけるか」よりも、「どこに、どうやって出すか」が重要です。
「部分一致」は広くデータを集めるための投網
「フレーズ一致」は検索意図を崩さずに見込み客を拾うバランス型
「完全一致」は確実に売れるキーワードを独占するスナイパー
売れたキーワードを、部分→フレーズ→完全へと「格上げ」していく
ただ闇雲に広告費を増やすのではなく、お客様の検索意図に合わせた正しいマッチタイプを選ぶことで、あなたの利益は守られます。
次回の広告レポートを見直す際は、ぜひこの「使い分け」を意識してみてくださいね!
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