出勤するふりをしていた私が、誰かの「話したい人」になるまで。

出勤するふりをしていた私が、誰かの「話したい人」になるまで。

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出勤するふりをして、実家を出る。
向かう先は、職場ではなくネットカフェ。

そんな日々が、2年ほど続いたことがあります。

「どうして私は、うまく働けないんだろう」

転職は15回以上。次こそはと思っても、人間関係につまずいてしまう。職歴が増えるたびに、自分への自信は少しずつ減っていきました。

あの頃の私に、今の仕事の話をしても、きっと信じてもらえないと思います。

自分のことで精いっぱいだった私が、誰かの悩みを聞き、一緒に考え、ときには笑い合う。それを仕事にして暮らしているなんて。

こんにちは。ココナラで電話相談やチャット相談をしている、絵梨です☘️

楽しいことと、人を笑わせることが大好きです。おっとりしているせいか、悩みがなさそうに見られることもあります。

でも、その笑顔になるまでには、ずいぶん遠回りをしてきました。

子どもの頃は、いじめや親の過干渉に悩みました。大人になってからも、人との距離の取り方がうまくつかめませんでした。

相手の気持ちを感じ取り、求められていることを先回りする。気づけば、自分の気持ちはいつも後回し。

仕事で役立つこともありましたが、何でも引き受けてしまい、仕事を押し付けられたり、都合よく扱われたりすることもありました。

人の顔色にはすぐ気づくのに、自分が苦しいときの「助けて」は、うまく言えませんでした。

誰かに話を聞いてほしくて、電話占いに頼り、使いすぎてしまったこともあります。

だから、誰にも言えない話を抱えている気持ちを、私は知っています。
「こんなことを話したら、迷惑かな」と、言葉を飲み込んでしまう気持ちも。

ただ聞いてもらえるだけで、少し息がしやすくなることも。

そんな私がココナラを始めたのは、2022年10月でした。

きっかけは、周囲の人からの勧めです。

人の気持ちに寄り添えること。いろいろな経験をしてきたこと。人を笑わせ、明るくできること。それを、困っている人のために使ってみたら、と背中を押してもらいました。

それまで私は、自分に足りないものばかりを数えていました。

仕事が続かない。
人に合わせすぎる。
自分のことになると、うまくできない。

そんな私にも、誰かのためにできることがあるのかもしれない。

そう思って、本業の傍ら、電話相談などのサービスを出品しました。

相談をお受けするなかで、少しずつ、自分の過去の見え方が変わっていきました。

15回以上の転職で、さまざまな職場や人間関係を見てきたこと。それが、仕事に悩む方と状況を整理するときの引き出しになりました。

恋愛で自分を責めすぎた経験は、相手に振り回されて苦しんでいる方のお話を、簡単に片付けずに聞くことにつながりました。

人を頼れなかった経験があるからこそ、相談するまでにためらった気持ちにも、心を向けられます。

履歴書では説明に困っていた経験が、目の前の人の話を理解する手がかりになっている。

そのことに、私自身が驚きました。

私が相談で大切にしているのは、気軽に話せることと、本音で向き合うことです。

関西弁で、友達のようにお話しします。じっくり聞いてほしいときには耳を傾け、答えを探したいときには一緒に考える。必要だと感じたときには、率直な意見もお伝えします。

ときにはツッコミを入れて、一緒に笑うこともあります。

悩みがすぐには解決しなくても、少し笑えたことで、また考える余裕が生まれる。そんな時間も大切にしたいと思っています。

「誰に話したらいいんだろう」
「知り合いには、心配をかけたくない」
「うまく説明できないけれど、ひとりでは抱えきれない」

そんなときに、思い浮かべてもらえる人でありたいです。

ご利用くださった方からは、気持ちが軽くなった、話しやすかった、相談しているうちに笑っていた、といったご感想をいただいています。

以前のお話を覚えていることや、客観的な視点で一緒に整理することも、喜んでいただいています。

誰かが少し楽になったと伝えてくださるたびに、私も「自分にできることがあったんだ」と思えるようになりました。

現在、ココナラでの販売実績は7,000件を超えました。

2025年には「悩み相談・恋愛相談・話し相手」カテゴリで、売上1位を半年以上継続して獲得。2024年には『ココナラで活躍する50人に聞いた!』にインタビューを掲載していただき、公式ガイドブック『ココナラ START BOOK』では、関西弁をレクチャーするサービスも紹介していただきました。

普段使っている関西弁まで、誰かに喜んでもらえる仕事になる。自分では当たり前だと思っていたことの中にも、求めてくださる方がいるのだと知りました。

暮らしも大きく変わりました。

ココナラを始めて数ヶ月後には、その収入だけで生活できるようになり、ココナラから得る収入は、始める前の収入の2倍以上になりました。

そして、自分で働き方を選べるようになりました。

現在は、受付の仕事を時短で続けています。相談に乗る立場として、会社で働く人の視点や感覚を忘れずにいたいからです。

私自身も職場で仕事や人間関係に向き合いながら、その経験を日々の相談に生かしています。

かつては出勤するふりをしていた私が、今は、自分の意思で会社で働き続けることを選んでいる。

この変化は、私にとって、とても大きなものです。

ココナラでは、私の話し方や考え方、これまでの経験を知ったうえで、相談を申し込んでくださる方がいます。

関西弁で話す私も、よく笑う私も、たくさん失敗してきた私も含めて、「この人と話してみたい」と思ってもらえる。

その出会いを重ねるうちに、自分のことも、少しずつ認められるようになりました。

なかでも、思いがけなかったのは、自分の声を好きになれたことです。

幼い頃の経験から、私はずっと声にコンプレックスがありました。

ところが、電話相談を始めると、「声が可愛い」「声に癒された」と言っていただくことが増えました。評価欄にも、声についての温かい言葉をたくさん寄せていただいています。

自分では好きになれなかった声が、誰かにとっては、ほっとできる声だった。

ひとりで悩んでいた頃には、思いもしなかったことです。お電話をくださる方との出会いが、私も知らなかった私のよさを教えてくれました。

もっとお役に立ちたい。もっと安心して話していただけるようになりたい。その思いから、メンタル心理カウンセラー、上級心理カウンセラーの資格も取得しました。

ただ、実際の相談では、学んだ技法を意識して使う場面は、私にはあまりありませんでした。

この4年間、繰り返し大切さを感じてきたのは、目の前の方に心を向け、真剣にお話を聞くことです。

何に傷つき、どんな思いで今日まで過ごしてこられたのか。すぐに分かったつもりにならず、その方の言葉に耳を傾ける。その姿勢を教え、育ててくださったのも、お電話の向こうにいる皆さんでした。

相談をお受けするたびに、私自身も、たくさんのものを受け取ってきたのだと思います。

今も私は、迷うことも、うまくできないこともある普通の私です。

それでも、私と話す時間が、誰かの癒しや喜びになったり、悩みを解くきっかけになったりする。そのことが、私の日々を支える、大きな励みになっています。

最近では、同じようにココナラで出品している方から、ご相談をいただくことも増えました。私が歩いてきた道が、挑戦する誰かの力にもなれる。それも、とても嬉しいことです。

「ココナラで、出会えてよかった」
ここでないと、出会えなかった方がいる。

「ココナラに、出会えてよかった」
自分を好きになれ、生きる糧にしている私がいる。

皆さんからいただいた温かさや勇気を、これから出会う方にも手渡していきたいと思っています。
人と人をつないでくれたココナラが、その先の人の未来を明るく照らしてくれますように。

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