Facebook広告のケース別CPC改善ロードマップを徹底解説

Facebook広告のケース別CPC改善ロードマップを徹底解説

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ビジネス・マーケティング
Facebook広告、Instagram広告の運用でCPC(クリック単価)が高いとお悩みの方はたくさんいるかと思います。
この記事では、月間5,000万円ほどの広告予算を扱って運用している当社が、日々実践しているCPCの具体的な改善方法とケース別ロードマップについて徹底解説します!
ぜひ、ご活用ください。

CPC(クリック単価)の仕組み

まずは前提となるCPCの価格設定の仕組みについて解説します。
「そんなことは知っている!」という方は読み飛ばしていただいてOKです。

さて、Facebook広告/Instagram広告においてCPCは、インプレッション単価とCTR(クリック率)によって決定されます。
インプレッション単価は広告が1回表示されるのにかかる金額です。
CTRは表示された広告のクリック率です。
例えば、1回の広告表示で1円(インプレッション単価:1円)かかり、広告のクリック率は1%(CTR:1%)とします。
この場合、CPCは100円となります。計算式は次の通りです。
CPC = 1円÷0.01(1%)=100円
このように、CPCの改善施策は大きく分けて、インプレッション単価の改善とCTR(クリック率)の改善の2つとなります。
例えば、インプレッション単価が0.5円の場合、同じ1%のCTRでもCPCは半額になります。
CPC=0.5円÷0.01(1%)=50円
逆にインプレッション単価は1円のままで、CTRが3%になる場合は次のようになります。
CPC=1円÷0.03(3%)=33.33円
もし、インプレッション単価もCTRも改善すると次のようになります。
CPC=0.5円÷0.03(3%)=16.66円
このように、インプレッション単価改善とCTR改善の両軸でCPCを改善していくことがとても重要です。
ちなみに、上記の計算は例としてわかりやすい数値を持ち出したもので、CPCが16円台というのは滅多に見ない金額です。
現実的には100円〜300円くらいに収まることが一般的です。

CPCの改善施策

CPCの改善はインプレッション単価改善とCTR改善の組み合わせであることはご理解いただけたかと思います。
ここからは、具体的にCPCを改善する方法について、インプレッション単価改善とCTR改善に分けて解説します。

CTR改善の方がポテンシャルが高い

実はインプレッション単価の改善には限界があります。
一方でCTRの改善はポテンシャルが高くCPC改善に大きな影響を与えることが多く、CTRの改善の方が基本的には重要になってきます。

インプレッション単価の改善に限界がある理由

インプレッション単価の改善に限界がある理由は、インプレッション単価決定の仕組みにあります。
Facebook広告、Instagram広告では、競合の量と広告品質によってインプレッション単価が決定されます。

車の広告を出す前提で考えてみましょう。
InstagramやFacebookを使用している方々の中で車に興味がある層は、当然全利用者の一部の方々になります。広告主は、この車に興味を持つ一部の層に向けて広告を出すことになりますが、同じような車の広告を出している競合の広告主が多ければ利用者の取り合いとなります。

ターゲット層のボリュームが少なく、そのターゲットを取り合う競合が多いとインプレッション単価は高くなります。逆にターゲット層のボリュームが多く、競合が少ないとインプレッション単価は低くなります。
このような仕組みのため、ほぼ、商品・サービスを決めた時点で、目安となるインプレッション単価は決まっていることになります。なので、商品・サービスを変えないのであれば、インプレッション単価の改善のポテンシャルは低いと言えます。

さらに、年々ウェブ広告を出す企業や人は増えており、全てのカテゴリで競合が増える傾向にあるため、基本的にはインプレッション単価は年々高くなっています。そのような観点でもインプレッション単価の改善はポテンシャルが低くCTRの改善がとても重要です。

CTR(クリック率)を改善する方法

CTRの改善は、ほぼ広告クリエイティブの改善と言えます。
配信するターゲットを見直す、配信する面を見直すことでも改善しますが、9割方広告クリエイティブが影響します。クリックしたくなる広告デザインを作ることが重要です。
ちなみに、先ほど「インプレッション単価の改善に限界がある理由」のパートで、競合の量と広告品質によってインプレッション単価が決定されると書きましたが、広告品質の改善も広告クリエイティブの改善によって実現されます。CTRが高い広告は基本的に広告品質が高いと判断されます。
他にも、コメント、いいね、ブックマークなどの行動が生まれている広告は広告品質が高いと判断されます。
つまり、広告を見た方が不快な思いをせず、有益と感じクリックしたり、いいねしたり、保存したりしたくなる広告が良いということになります。
このように、広告クリエイティブの改善はCTR改善はもちろん、インプレッション単価改善の観点でも大変重要です。
ですので、基本的には広告クリエイティブの改善を前提にCPCを下げていく方針でお考えいただくのが良いと考えています。

1点気をつけていただきたいのが、CTRは高ければ高いほど良いというわけではないという事です。顧客となるターゲットがクリックすることが重要です。
以前、女性用下着の広告で女性モデルが着用している広告クリエイティブを出稿したところ、CTRが2桁まで跳ね上がったことがありました。しかし、中身を見てみると男性ばかりがクリックしており、クリック率が良いだけで全く購入につながらないという問題が発生したことがありました。
このようにCTRは高ければ高いほど良いということではないので、お気をつけください。

なお、具体的な広告クリエイティブの改善方法については別の記事を公開予定です。そちらで詳しく書きますので、お待ちください。
ご興味のある方はメッセージをお送りいただければ、事前にお伝えいたしますのでご連絡ください!

広告クリエイティブの改善はとってもしんどい

インプレッション単価の改善はポテンシャルが低く、CTRの改善に重きをおいた方が良く、CTRの改善はほぼ広告クリエイティブの改善であると書きましたが、正直広告クリエイティブの改善はとってもしんどい作業です。
訴求やデザインを作り、広告を設定しなおすという作業を繰り返さなければいけません。デザイナーに発注している方であれば費用も嵩みます。作ったからといって、仮説が外れることもあるので改善しない可能性ももちろんあります。
時間的、精神的、金銭的にとってもしんどい作業で、やらなくて良いならやりたくない事かと思います。
そこで、おすすめしたい方法が、手っ取り早いインプレッション単価の改善施策です。

手っ取り早いインプレッション単価改善箇所とは?

昨今、Facebook広告、Instagram広告はAIによるターゲット学習がとても正確です。自動的に効果が出やすいターゲットを学習し広告を出してくれます。しかし、たまに学習が暴走することがあります。
なので、同じ内容広告クリエイティブ、広告設定でも別のキャンペーンや別の広告セットで出稿すると全くインプレッション単価が変わってくるということがあります。
「CPC高いけど、広告クリエイティブ改善するのはしんどいな…」という方は、ぜひ一度、キャンペーンや広告セットを複製して広告を出し直してみてください。
一度出し直しても改善しない場合は止めて出し直すことを繰り返してみてください。かなりの確率でインプレッション単価が改善し、CPCが安くなります。
特に以前は理想的なCPCだったのに、最近悪化しているという場合はAIの学習が暴走している可能性が高く、リセットを強くおすすめします。
広告クリエイティブの改善は時間がかかりますが、出し直しであれば複製するだけなので5分くらいで終わります!やってみて損はないのでぜひお試しください。

もう1つの裏技

CPCやCPAが悪い時は、1日の予算を少しずつ下げるという方法があります。例えば、最初3万円の日予算に設定し、20%ずつ毎日下げて理想的な価格になるまで日予算を下げるという方法です。このような動きにすることで、広告システムが現状のCPC、CPAでは広告費を下げられてしまうと判断し、日予算を下げられない単価まで下げる努力をする傾向にあります。
これは、Meta社の公式では公開されていない情報ですが、経験則上うまく機能することが多い裏技的な施策です。広告を出稿してもらえなくなることが、Meta社にとって一番の損失なのでそのようなアルゴリズムが組み込まれていてもおかしくなく、理にかなっていると言えます。
こちらも、簡単にできる施策ですのでぜひお確かめください。

ケース別のロードマップ

ここまで読んでいただきありがとうございます!
以下はここまでの解説のまとめです。
CPC(クリック単価)は、インプレッション単価とCTR(クリック率)によって決まり、2つの改善がCPC改善につながる。

インプレッション単価は、商品・サービスのターゲット層のボリュームとそのターゲットに向けて広告を出す競合によって決まるので、改善のポテンシャルが低く、CTRの改善に重きを置くべきである。

CTRの改善は、9割広告クリエイティブの改善となる。広告クリエイティブの改善はインプレッション単価を左右する要因となる広告品質の改善にも繋がる。

広告クリエイティブの改善はとても大変。

広告クリエイティブの改善の前に簡単にできることとして、広告の出し直し、広告の日予算調整による獲得単価調整などの簡単にできる裏技的な方法がある。

CPCが高い場合の対策をケース別に以下の図にまとめました。この条件分岐で進めていただくとほぼ確実に改善されると思います。もし、これでも改善されない場合には、一度当社にご相談ください!
なお、広告クリエイティブ改善の具体的なステップについては、別の記事公開を予定していますので、しばらくお待ちください!すぐに必要な方には個別にメッセージにてお伝えしておりますので、ご連絡ください。
cpc改善ロードマップ1.png

本編はこちらで以上となります!
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