前世療法～私の体験した前世 ①イエローとの出逢い

こんにちは　ヒプノセラピストの由縁紫です。

今日は私が体験した前世療法のお話を少し物語のように

書き綴っていきたいと思います。

いつもはクライアント様をナビゲートする役割ですが

私もセッションは何度も受けておりますので、そちらの体験を皆様に共有し

何かの気付きになれば幸いです。

最初にお伝えしておくと前世療法（ヒプノセラピー）は

前世が何者であったかを知るのが目的ではなく

その時に経験した出来事で感じた感情や感覚を癒し

心の浄化・解放を目的としたセッションです。

そこから何を学んだのかが大切で

何を学び、実生活でどう役立てていくのかが大切なのです。

お姫さまであっても、王族であっても関係ありません。

実際に存在したかどうかも大切ではありません。

※今回のセッションでは何故かディズニーワールドのような世界観の経験を

しました。

わかりやすくする為、少しセリフなどを交えながらお話をすすめています。

それではご興味のある方はご覧くださいませ。

第一話　イエローとの出逢い

（イエローはジュゴン）

身体はエメラルドグリーンや濃いグリーンで毛のようなもので覆われて

宝石のようにキラキラした鉱石を毛に着け靡かせて泳いでいる

（私はアイ）

１６歳　髪の毛の色は金髪で目の色はエメラルドグリーン

海の中では人魚に変身　人魚の鱗は虹色

時は中世ヨーロッパ

私（アイ）はエメラルドグリーンの海の中を大好きなイエローと

私の瞳の色と同じエメラルドグリーンの鉱石を求めて毎日朝から晩まで螺旋を描くように自由自在に泳いで過ごしていた

私は何のしがらみも束縛も規則も常識もない、この海が大好きだった

そしてそれを理解してくれる唯一の友達イエローが大好きだった

大好きな友達のイエローと大好きなエメラルドグリーンの鉱石を身に着けると不思議とエネルギーチャージができ、空腹が満たされたので

私は海に入っている時はほとんど食事をせずに過ごせた

私とイエローの秘密の場所

それはエメラルドグリーンの鉱石でできた洞窟

ここで私とイエローは出会ったのである

私が癒しを求め一人できていた洞窟

海と洞窟は繋がっていた

ある日　イエローは洞窟に遊びに来てくれた

イエローは私に

”何故一人なの？”

”何故泣いてるの？”

”僕が友達になるから何でも話してみて”

私はイエローに自分の家族の跡継ぎ問題について悩みを打ち明けた

自分が両親の選んだ知らない男性と結婚しなければならないこと

両親はこの地域を統治する役人だが独裁的な考え方の為

それを引き継ぐことに抵抗があること

イエローは私に沢山の事を教えてくれた

規則や常識は人間が勝手に作ったもの

愛があれば　本当はそんなもの必要ないし　

僕が守っているこの海ではそんなものは存在しない

自分が自分であればそれでいい、、、と

私はそんな思想を持っているイエローを尊敬していた

現実的には両親に抵抗できないと理解できているが

イエローと話していると一瞬そのしがらみから解き放される気がして

心が和んだ

私とイエローはテレパシーで会話している

私が思ったことは、すぐにイエローは理解し

テレパシーで返事をしてくれる

同じくイエローが思ったことは、私もすぐに理解し

テレパシーで返事をする

私の感情に任せた思想やネガティブな思想は

イエローには隠すことはできない

なぜなら思った瞬間にイエローは理解してしまうから

そんな時でもイエローはすぐにポジティブな思想で返事をしてくれる

一緒にいて本当に気分が良い

そして私もイエローに気分良く過ごしてもらいたいし

ずぅーとイエローと一緒に居たいと思うようになった

しかし、私はこの洞窟がある森の所有者である両親がいる城へ

戻らなければならない

私とイエローは毎日この洞窟で会うことを約束した

第二話へ続く