ターミナルの「pwd」コマンドの意味

ターミナルの「pwd」コマンドの意味

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IT・テクノロジー
ターミナルを使い始めると、かなり早い段階で出てくるのが

pwd

というコマンドです。

最初に見ると、

「pwdって何の略?」
「これを入力すると何が起きるの?」

と思うかもしれません。

pwdは、現在ターミナルでどのフォルダにいるのかを確認するコマンドです。

SSHでサーバーに接続したときや、WordPressのテーマフォルダまで移動するときなどにもよく使います。

今回は、pwdコマンドの意味と使い方を初心者向けにまとめます。

pwdとは?

pwdは、

Print Working Directory

の略です。

日本語にすると、

「現在作業しているディレクトリを表示する」

という意味になります。

ディレクトリは、簡単に言えばフォルダのことです。

つまり、

pwd

と入力すると、

今、自分がどのフォルダにいるのか

を確認できます。

実際にpwdを使ってみる

例えば、ターミナルで

pwd

と入力します。

すると、次のような表示が出ます。

/Users/taro

これは現在、

Users
└── taro

というフォルダにいる、という意味です。

さらに別のフォルダへ移動してみます。

cd Desktop

そのあと、

pwd

を実行すると、

/Users/taro/Desktop

のように表示されます。

つまり、

現在はDesktopフォルダの中にいる

ということが分かります。

なぜ「今いる場所」を確認する必要があるのか?

ターミナルでは、

cd

などのコマンドを使ってフォルダ間を移動します。

ただ、操作を続けていると、

今どこのフォルダにいるんだっけ?

となることがあります。

そんなときに使うのがpwdです。

特に、

SSHでサーバーに接続しているとき
WordPressのテーマを編集するとき
Gitを使うとき
Dockerを使うとき
ファイルを作成・削除するとき

などでは、現在地を確認することがかなり重要です。

pwdを使わずに操作すると危険なこともある

例えば、

rm ファイル名

のようなファイル削除コマンドを使う場合。

自分が想定していたフォルダとは違う場所にいると、間違ったファイルを操作してしまう可能性があります。

そのため、慣れないうちは

pwd

で現在地を確認してから操作する癖をつけておくと安心です。

WordPress開発でもpwdはよく使う

例えば、SSHでWordPressのサーバーへ接続したとします。

テーマフォルダまで移動するために、

cd public_html
cd wp-content
cd themes
cd original-theme

と移動したとします。

ここで

pwd

を実行すると、

/home/example/example.com/public_html/wp-content/themes/original-theme

のように表示されます。

これを見ることで、

ちゃんと編集したいテーマフォルダの中にいる

と確認できます。

サーバー上で作業するときは特に、pwdで現在地を確認する癖をつけておくとミスを減らせます。

pwdと一緒に覚えたい「cd」

pwdとセットで覚えておきたいのが、

cd

です。

cdは、

Change Directory

の略で、フォルダを移動するためのコマンドです。

例えば、

cd wp-content

と入力すると、wp-contentフォルダへ移動します。

そして、

pwd

で現在地を確認する。

基本的には、

cd → 移動する
pwd → 現在地を確認する

という使い方になります。

「ls」も一緒に覚えると便利

もう1つ覚えておきたいのが、

ls

です。

lsを入力すると、現在いるフォルダの中にあるファイルやフォルダを確認できます。

つまり、

pwd

で、

「今どこにいるか」

を確認して、

ls

で、

「ここには何があるか」

を確認します。

そして、

cd フォルダ名

で、

「別のフォルダへ移動する」

という流れです。

この3つはターミナル操作の基本です。

pwd
ls
cd

最初はこれだけでもかなり操作できるようになります。

ターミナルは「フォルダを移動しながら操作している」

ターミナル初心者のときに理解しておくと分かりやすいのが、

ターミナルにも現在地がある

という考え方です。

普段Finderやエクスプローラーを使うときも、

wp-content
themes
original-theme

のようにフォルダを開いていきます。

ターミナルでもやっていることは基本的に同じです。

ただし、マウスでフォルダをクリックする代わりに、

cd

を使って移動します。

そして現在開いているフォルダを確認するために、

pwd

を使います。

そう考えると、ターミナルも少し分かりやすくなると思います。

まとめ

pwdは、

Print Working Directory

の略で、

現在作業しているフォルダの場所を表示するコマンド

です。

pwd

と入力するだけで、

/Users/taro/Desktop

のように現在地を確認できます。

特に、

pwd

現在地を確認する

ls

中身を確認する

cd

フォルダを移動する

この3つは、ターミナルを使ううえで最初に覚えておきたい基本コマンドです。

SSHやWordPress開発をしていると、何度も使うことになります。

僕自身、最初はpwdとだけ言われても何をしているのか分かっていませんでした。

ただ、

「今いるフォルダを確認しているだけ」

と理解すると一気に分かりやすくなりました。

ターミナルはコマンドを丸暗記するよりも、

そのコマンドで何を確認・操作しているのか

を理解しながら使っていく方が身につきやすいと思います。
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