広告画像は、画像生成の前にほぼ決まる|私が最初にしている設計の話

広告画像は、画像生成の前にほぼ決まる|私が最初にしている設計の話

記事
コラム
広告画像を作るとき、今は最初からデザインを始めることはほとんどありません。

まず考えるのは、

誰に伝えるのか。
何を伝えるのか。
どんな風に伝えるのか。
見た人に、そのあと何をしてほしいのか。

そして、その行動をした結果、

その人にどんなメリットがあるのか』

ここを整理してから、広告の方向性を決めていきます。

以前の私は、どちらかというと「きれいに見えるデザインにしたい」というところから考えることが多かったと思います。

もちろん、見た目を整えることも大切です。

でも制作を続ける中で、先に「誰に、何を、どう伝えるか」が決まっていないと、途中で方向性がぶれやすいことに気づきました。

今は、AIと壁打ちしながら設計を整理し、方向性が決まったら構図やワイヤーフレーム、画像生成用の指示書までAIに作ってもらいます。

そのあと実際に画像を生成し、出来上がったものを確認して修正し、最後にCanvaで仕上げています。

今回は、そんな今の広告制作の流れを書いてみます。

最初に整理するのは「誰に、何を、どう伝えるか」

ChatGPT Image 2026年8月12日 13_08_55.png

広告を作る前に、まず考えていることがあります。

誰に伝えるのか。
何を伝えるのか。
どんな風に伝えるのか。
見た人に、そのあと何をしてほしいのか。

そして、もうひとつ意識しているのが、

その行動をした結果、その人にどんなメリットがあるのか』

ということです。

たとえば「予約してほしい」という広告でも、予約すること自体が見る人の目的ではありません。

予約したことで悩みが解決する。
受けたかったサービスを利用できる。
時間や手間を減らせる。
今より少し良い状態になれる。

見る人にとって大事なのは、その先にある変化です。

なので、こちらが「何をしてほしいか」だけではなく、

『なぜ、その人が行動したくなるのか』

まで考えてから、広告の方向性を決めるようにしています。

設計はAIと壁打ちしながら整理する

最初から自分の中ですべてがきれいにまとまっているわけではありません。

伝えたいことが多くなりすぎたり、どこを一番目立たせるべきか迷ったりすることもあります。

そんなときは、AIと壁打ちしながら整理していきます。

たとえば、

この広告では何を一番見せるべきか。
このターゲットには、どんな伝え方が合うか。
情報の優先順位はどうするか。
どんなコピーが合いそうか。
見た人にどんな行動をしてもらいたいか。

といったことを、やり取りしながら固めていきます。

AIから出てきた案をそのまま使うというより、

「これは違う」
「もう少しこうしたい」
「この方向のほうが合っている」

と確認しながら、自分が納得できるところまで詰めていくイメージです。

私にとってAIは、広告を全部おまかせするためのものではなく、

考えを整理しながら方向性を固めていく相手』

として使っています。

方向性が決まったら、細かい構図もAIに考えてもらう

広告の方向性が決まったら、次は見せ方を詰めていきます。

人物を使うなら、

右に置くのか。
左に置くのか。
どちらを向いているのか。
どれくらい大きく見せるのか。
どこに文字を置く余白を残すのか。

商品を使うなら、

商品を主役にするのか。
人物とのバランスはどうするのか。
説明を入れるスペースをどこに作るのか。

といった細かい構図を、AIに考えてもらいます。

広告の目的や載せたい情報を伝えたうえで、どんな配置にすると見やすいか、どこに余白を取るかなども含めて案を出してもらいます。

文章だけでは完成形をイメージしにくいので、次にワイヤーフレームで全体を確認します。

ワイヤーフレームで全体の配置を確認する

ChatGPT Image 2026年8月12日 13_09_03.png

構図が決まったら、AIにワイヤーフレームを作ってもらいます。

ここでは完成デザインを作るのではなく、

人物はこの位置。
メインコピーはここ。
説明はこのあたり。
CTAはここ。

というように、広告全体の骨組みを確認します。

文章だけで構図を読むよりも、一度ワイヤーフレームにすると全体のバランスが分かりやすくなります。

人物や商品の大きさはどうか。
コピーのスペースは十分か。
情報が一か所に集まりすぎていないか。
どこからどこへ目が動くのか。

こうしたところを見ながら、必要ならここでも修正します。

私の場合は、このワイヤーフレームまで確認してから画像生成へ進むようにしています。

ワイヤーフレームが決まったら、指示書を作る

構図とワイヤーフレームを確認したら、その内容をもとに画像生成用の指示書をAIに作ってもらいます。

この指示書が画像生成のための設計書のような役割になります。

たとえば、

人物の位置。
向きや表情。
服装。
商品の位置。
背景。
余白。
光の雰囲気。
全体のテイスト。

といった内容を、画像生成に使える形へ整理してもらいます。

自分で一から長いプロンプトを書くというより、

ここまで決めてきた設計を、AIに画像生成用の指示へ落とし込んでもらう』

という流れです。

指示書をもとに画像生成する

指示書ができたら、実際に画像を生成します。

ここまで設計していても、一度でそのまま使えるものが出てくるとは限りません。

人物の位置が少し違う。
思っていたより商品が小さい。
背景の印象が違う。
全体のバランスがイメージと合わない。

といったこともあります。

そこで、生成された画像を見て確認します。

生成した画像を見て、必要なところを修正する


ここからは、実際に出来上がったものを見ながら調整していきます。

修正するときに見る基準になるのが、最初に決めた設計やワイヤーフレームです。

最初に考えていた広告の方向性と合っているか。
伝えたいものがきちんと目立っているか。
人物や商品の位置は狙いどおりか。
広告として使いやすい画像になっているか。

そういったところを確認します。

必要があれば、AIに修正内容を伝えて再生成します。

この「生成して終わり」ではなく、

生成 → 確認 → 修正』

を繰り返しながら、実際に使える形へ近づけていきます。

最後はCanvaで編集して仕上げる

画像が決まったら、最後はCanvaで編集します。

サイズや配置を微調整したり、必要な情報を追加したりして、広告として仕上げます。

画像生成だけで完成させるのではなく、

『生成した画像を素材として使い、最後はCanvaで整える』

という流れです。

文字の読みやすさや、情報のバランス、細かい配置などは、この段階でも確認します。

今の私の制作フロー

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今は、だいたいこのような流れで制作しています。

1. 誰に、何を、どう伝えるかをAIと壁打ちしながら整理する
2. 見た人に何をしてほしいか、その先にどんなメリットがあるかを考える
3. 方向性が決まったら、AIに細かい構図を考えてもらう
4. ワイヤーフレームを作くり、全体を確認する
5. 画像生成用の指示書を作る
6. 画像生成する
7. 生成結果を確認し、必要なところを修正する
8. Canvaで編集して仕上げる

AIを使うことで、広告の質が上がるだけではなく作業効率も早くなるため、修正・納品までの時間も短縮できるようになりました。

どんな広告にしたいのか。
誰に届けたいのか。
何を伝えたいのか。

そこをAIとやり取りしながら決めて、出てきたものを見て判断し、必要なら修正する。

だからこそ、訴求ができる広告が早く制作できるのだと思っています。

「画像生成の前にほぼ決まる」の意味

タイトルでは、

広告画像は、画像生成の前にほぼ決まる』

と書きました。

もちろん、完成したデザインが画像生成前にすべて決まっているという意味ではありません。

実際には、生成してから見えてくることもありますし、修正もします。

ただ、

誰に伝えるのか。
何を伝えるのか。
どんな風に伝えるのか。
見た人に何をしてほしいのか。
その先にどんなメリットがあるのか。
何を一番目立たせるのか。
どんな構図にするのか。

こうした広告の土台は、画像生成の前にかなり固めています。

以前は「どうしたらきれいに見えるか」を先に考えることが多かったのですが、今は「何をどう伝えるか」を決めてから作ることが増えました。

AIを使うようになったからこそ、逆に、

『画像を作る前の設計が大切』

だと感じています。

CreAIte_Designでは、広告・SNS画像制作、Instagram投稿・広告画像制作、チラシ制作、AIモデル画像制作を行っています。

「広告を作りたいけれど、何を載せればいいかまだまとまっていない」

という場合も、まずは誰に何を伝えたいのかを整理しながら、形にしていきます。

お気軽に相談してくださいね。


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