AI動画をXに投稿すると、本当に見てもらえるのでしょうか。
今回、AIで作ったチア動画を約1週間投稿しながら、構図や動き、投稿タイミングによる反応の違いを実際に検証してみました。
スポーツ・応援系のAIコンテンツでは最高約39万インプレッションまで伸びた投稿もある一方、1,000〜数千で止まる投稿もありました。
今回は、実際に投稿を続けて分かったことをまとめます。
なぜAIチア動画を投稿し始めたのか
もともとAIで画像や動画を作る中で、
「一瞬で目を止めてもらえる動画」
を作れないかと考えていました。
そこで試したのが、チアをテーマにした短いAI動画です。
チア動画は動きがあります。
表情も伝わりやすいです。
衣装や背景で雰囲気を作りやすく、短い動画でも成立しやすい。
Xのタイムラインは流れるスピードが速いです。
だから、
最初の数秒で目に入るかどうか
はかなり重要だと思いました。
最初は「動画にすれば伸びる」と思っていた
始める前は、
「静止画より動画の方が動きがあるし、動画の方が見てもらえるだろう」
くらいに考えていました。
でも、実際に投稿してみるとそんなに単純ではありません。
動画だから伸びるわけではない。
どんな構図で始まるか。
人物がどこにいるか。
最初の1秒で何が見えるか。
その日の話題と合っているか。
こうした部分によって、結果がかなり変わるように感じています。
最高で約39万インプレッションまで伸びた
今回あらためて投稿データを確認してみました。
これまで投稿してきたスポーツ・応援系のAIコンテンツでは、
約39万インプレッション
まで伸びた投稿があります。
さらに別の投稿でも、
約32万インプレッション
約22万インプレッション
と大きく伸びました。
10万を超えた投稿も複数あります。
最初からここまで伸びると予想していたわけではありません。
普通に投稿を続けている中から、突然大きく伸びるものが出てきました。
ただ、この数字だけを見ると、
「AIでスポーツ系の動画を作れば伸びるのでは?」
と思ってしまいます。
実際は、まったく違いました。
1,000〜数千で止まる投稿も普通にある
この1週間で投稿したチア系を見ると、その差がよく分かります。
女子バレーをチアで応援する内容で、
4,729インプレッション・41いいね
まで伸びた投稿がありました。
一方、別のチア投稿では、
1,274インプレッション・30いいね
という結果でした。
同じチアというテーマでも、数字はかなり違います。
さらに面白かったのが、
「バレーのチア達の休憩風景」
という投稿です。
激しく踊っているわけでもありません。
派手な演出を入れたものでもありません。
それでも、
3,568インプレッション・25いいね
まで伸びました。
練習の合間の休憩を表現した別の投稿も、
1,849インプレッション・29いいね
という結果でした。
単純に、
派手に動けば伸びる
という話でもなさそうです。
39万と1,000台。この差は何なのか
ここが一番興味深かった部分です。
同じアカウント。
同じようにAIを使って制作。
同じスポーツ・応援というジャンルでも、
約39万まで見られる投稿もあれば、1,000台で止まる投稿もある。
これだけ大きな差が出ます。
単純に、「AI動画だから」
という理由だけでは説明できません。
投稿を続けながら感じているのは、
動画そのものの完成度以外の要素もかなり大きい
ということです。
インプレッションといいね数も比例しない
数字を見ていて、もう一つ面白かったことがあります。
「女子バレーをダンスで応援」という投稿は、
1,861インプレッション・48いいね
でした。
一方で、4,729インプレッションの投稿は41いいねです。
つまり、
表示された回数が少なくても、見た人から強く反応される投稿があります。
逆に、多く表示されても反応率がそこまで高くない投稿もあります。
これを見ると、
インプレッションだけで投稿の良し悪しを判断するのも違う
と感じました。
どれだけ表示されたか。
そして、
表示された人がどう反応したか。
両方を見る必要がありそうです。
派手に動かせばいいわけでもない
AI動画を作り始めると、どうしてもいろいろ動かしたくなります。
髪を動かす。
手を動かす。
体を動かす。
さらにカメラも動かす。
背景も動かす。
でも、全部動かそうとすると不自然になりやすいです。
逆に、
ほんの少し髪が揺れる。
顔の向きが少し変わる。
カメラがゆっくり近づく。
これくらいの方が自然に見える場合があります。
実際の投稿でも、
ダンスだけでなく「休憩風景」のような自然な場面にも反応がありました。
AI動画では、
「どれだけ動かせるか」より「どこまで動かさないか」
も大切なのかもしれません。
AI動画は元画像の時点でかなり決まる
これも大きな気づきでした。
動画生成AIに入れれば何とかなると思っていた画像でも、
元画像の構図が弱いと動画にしても弱いです。
逆に、
「この静止画、かなり良いな」
と思える画像は、少ない動きでも動画として成立しやすい。
つまり、AI動画を作る前の1枚がかなり重要です。
人物の位置。
表情。
背景。
カメラとの距離。
画面に入れる情報量。
動画生成を始める前から、すでに勝負は始まっているように感じています。
Xでは「最初の一瞬」が重要
Xのタイムラインでは、一つ一つの投稿をじっくり見てもらえるとは限りません。
ほとんどは一瞬で通り過ぎていきます。
だから、
「最初の画面で何が見えるか」
はかなり重要です。
動画の5秒後に良い場面があっても、
そこまで見てもらえなければ意味がありません。
今は動画を作るとき、
最初の1フレームだけ切り取っても成立するか
を見るようにしています。
まず、「止まってもらえる入口になっているか」
を考える感じです。
リアルタイムの話題と組み合わせる
もう一つ意識するようになったのが投稿タイミングです。
今回は女子バレーや高校野球など、
実際に試合が行われているタイミングでも投稿しました。
ただAI動画を投稿するのではなく、
「今日はこの試合がある」
「今まさに試合をしている」
「勝った」
という現実の出来事とAIコンテンツを組み合わせる。
これによって、
ただのAI作品ではなく「今見る理由」が生まれます。
39万、32万、22万と大きく伸びた投稿についても、
映像だけが理由だったとは考えていません。
タイミング。
テーマ。
構図。
投稿文。
そのときの話題。
いろいろな条件が重なった結果だと思っています。
伸びた投稿だけを見ると勘違いする
39万という数字だけを出せば、
「簡単に伸びた」
ように見えるかもしれません。
でも実際には、
1,000〜数千インプレッションで止まる投稿も普通にあります。
むしろ、そちらも含めて今回の検証です。
伸びなかったら失敗。
伸びたら成功。
ではなく、
「なぜ今回は違ったんだろう?」
と考える。
何本か投稿して比較して、
初めて見えてくるものがあります。
個人的には、
伸びた1本だけを見るより、伸びた投稿と伸びなかった投稿の差を見る方が面白いと思っています。
1週間続けて分かったこと
まだ短い期間です。
ただ、実際に投稿を続けたことで見えてきたことはあります。
AI動画だから伸びるわけではない。
同じテーマでも数字は大きく変わる。
39万まで伸びることもあれば、1,000台で止まることもある。
元画像の完成度も重要です。
最初の1秒の見え方も重要。
人物の見せ方でも反応が変わります。
動かしすぎない方が自然になる場合もあります。
ダンス以外の自然な場面にも反応がありました。
インプレッションといいね数も必ずしも比例しません。
リアルタイムの話題との組み合わせも大切そうです。
そして一番大きいのは、
1本だけでは判断できないこと。
投稿を続けて比較する。
これがかなり重要だと感じています。
まだ「正解」は分からない
約39万インプレッションまで伸びた投稿が出たからといって、
「これをやれば伸びます」と言うつもりはありません。
むしろ実際にやってみて、
そんなに単純ではない
と感じています。
同じような構成でも伸びないことがあります。
予想していなかった投稿が伸びることもあります。
だから面白い。
まだ試したいことはたくさんあります。
カメラアングル。
動画の長さ。
人物の人数。
背景の情報量。
投稿時間。
文章の付け方。
試合との連動。
そして最初の1秒。
この辺りを変えながら、もう少し続けてみます。
まとめ
AIチア動画をXに1週間投稿してみて分かったのは、
「AIで動画を作ること」と「SNSで見てもらえる動画を作ること」は別物
だということでした。
これまでのスポーツ・応援系AIコンテンツでは、
最高約39万インプレッション。
さらに、約32万、約22万
と大きく伸びた投稿もありました。
その一方で、
1,000〜数千インプレッションで止まる投稿もあります。
この差があるから面白いです。
どう見せるか。
どこから始めるか。
何を動かすか。
どこを動かさないか。
いつ投稿するか。
今の話題とどう組み合わせるか。
まだ答えは出ていません。
だから、もう少し続けてみようと思います。
データがさらに集まったら次は、
「39万伸びた投稿と、伸びなかった投稿は何が違ったのか?」
ここを実際の数字と一緒に掘り下げてみようと思います。