【FP解説】お金の大学|ふるさと納税の上限額、どう決まる?「ざっくり計算」で失敗しない考え方

【FP解説】お金の大学|ふるさと納税の上限額、どう決まる?「ざっくり計算」で失敗しない考え方

記事
コラム
こんばんは!
FP2級・簿記2級のコウダイです。

前回は、ふるさと納税の失敗パターンについてお話ししました。
今日は、多くの人が一番悩む、

「自分の上限額(限度額)はどうやって決まるのか?」

ここをできるだけ分かりやすく解説します。

結論から言うと、
ふるさと納税の上限額は

その年に支払う所得税+住民税の金額

で決まります。

■ 上限額が決まる「ざっくり算数」

細かい計算式は一旦置いておきます。
イメージはこれだけ覚えてください。

住民税の所得割額の約2割が目安

です。

※所得割(しょとくわり)=
課税所得に応じてかかる住民税のメイン部分。

たとえば、

住民税の所得割が10万円の人なら

10万円 × 約20% = 約2万円

この「約2万円」が、
自己負担2,000円で収まりやすい寄付の目安です。

■ ピザで考えると分かりやすい

住民税10万円を「ピザ1枚」と考えてみてください。

本来はそのピザは、
今住んでいる自治体に全部納めます。

でも制度上、

そのうち2切れ分だけは、好きな自治体に渡してもOK

という特例があります。

その代わりに、
返礼品がもらえる。

これがふるさと納税の基本構造です。

だから、

税金を多く払っている人ほど枠が大きい

仕組みになっています。

■ 計算を狂わせる「変動要素」に注意

ここを見落とすと上限額がズレます。

シミュレーションで
「年収だけ入力」は危険です。

影響が出る代表例:

・社会保険料の変動(昇給・転職)
・iDeCo掛金(控除が増える → 上限は下がる)
・住宅ローン控除(税額控除の影響)
・副業所得(利益が出ると上限は上がる)
・医療費控除など各種控除

控除が増えると、上限は下がる
ここは重要ポイントです。

■ 失敗しないための「コウダイ流3ステップ」
① 去年ではなく「今年の見込み」で考える

ふるさと納税は今年の所得ベースです。
残業・ボーナス・副業で簡単に変わります。

② シミュレーションは複数サイトで

楽天・さとふる・ふるなび等で比較。

数字がズレる場合は、
入力漏れのサインです。

③ 上限ギリギリは攻めない

FP目線の本音です。

算出額の9割で止めるのが安全。

これだけでオーバー事故はかなり防げます。

■ 少し辛口に言うと

「シミュレーター通りにやったのに
後でオーバーしてた」

これは珍しくありません。

理由はシンプルで、

シミュレーターは目安であって保証ではない

からです。

数字の裏側を理解すること。

これが本当の意味での
「守る力」だと思っています。

ではまた。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す