仕事の合間に出かけるいつもの散歩道
ずいぶんと秋らしい空となりましたが
つい先日も36℃の夏日であったように
秋空のレイヤーの奥に入道雲が見えます
季節を跨ぎ損ねた空が織りなす
厚めの雲の世界が美しく癒されます
こじれた時空はある種の皮肉めいた癒しであり
嫉妬や憎悪といった陰のパワーを
記憶の安全圏まで押し下げることで
調和的なダイナミズムの波動を
発しています
時の観念が自然現象に包含されていることに
気付く隙にまた雲は型を変え
疑念による損傷を補うように
エーテル層の波動の均一を計っています
悟りはひるがえりまた悟りへと
なんとも歯がゆい境地であることでしょうか
仏教の世界ではこの世は
一切皆苦とされています
では 何処に楽が存在しているのか?
死=真理 とすれば歯切れも良く
力点も取りやすいですが
大自然はただただ優雅です
ふわっと吹いた風に幸せを感じた時
白鷺が頭上を飛んで行きました
あなたの名は聞きそびれましたが
生きる意味は感じています。
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