株はまっとうな金融商品、FXは? Part4「良いお客様になってはいけない」

株はまっとうな金融商品、FXは? Part4「良いお客様になってはいけない」

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マネー・副業
前回説明したように、少なくとも過去数十年間はオルカン、SP500、日経平均のインデックスファンドやETFを買って放っておくことが、個人投資家が着実に資産を増やす方法でした。
しかしながら、もしすべての個人投資家がそのような合理的な行動を取ってしまうと犠牲者が生まれます。
その犠牲者とは金融機関です。
特に運用会社にとっては、インデックスファンドやETFが売れたところで薄利多売となる、恐ろしくコスパの悪い商品なのです。
また証券会社にとってもインデックスファンドは手数料率が低く旨味がありません。ネット証券は、国内の個別株式やETFは手数料を無料にしていますが、賢い顧客ばかりになって手数料無料の商品しか手を出さなくなれば、事業として成り立ちません。
(実際、老舗中堅証券の岡三証券は、2026年10月に採算が取れなくなったネット証券サービス部門をSBI証券に事業譲渡しています。)
そこで、証券会社がやたらと勧めてくるのが米国株です。米国株は為替手数料をガッツリ稼げる証券会社にとってのドル箱商品です。

では、FXはどうでしょうか。
FXは一般的に手数料無料を謳っています。実際に顧客が「手数料」を取られることはありません。しかもFXはネットで取引される商品なので、FX会社はシステム投資には十分にお金をかけています。採算が取れるのでしょうか?
実はFXというのは、とても儲かるビジネスなのです。もちろん会社側が、です。
しかも国内のFXの取引量たるやとんでもない量なので(というより、世界の中でFXを一生懸命取引しているのは日本人だけです。FXはグローバルスタンダードではなくガラパゴスです。)、FX会社にいると時間が経過するたびにチャリーンとお金が入ってくるイメージです。

結局、インデックスファンドやETFは会社が儲からないから個人が潤う。一方、FXは会社が儲かるから個人は…、言わずもがなです。
FX会社が儲ける仕組みを理解しないままFXを続けても、会社にとっての「良いお客様」になるだけです。
いかに会社に儲けさせないかが、個人が潤うための基本です。

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