夜泣きとは?

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 「せっかく夜寝てくれたのに…」なんて思う親子も多いと思います。
夜泣きは'突然'夜中に起きて泣き出すことが多いです。

 赤ちゃん時代から場合によっては、小学生以降も続くこともあります
 しかし、3歳過ぎても続く夜泣きは「夜驚症(やきょうしょう)」という一種の'睡眠障がい'の可能性もあります。

 夜泣きの原因は実際のところ不明です。基本的には'くせ'として片づけられることが多いです。成長過程で自然消滅することがほとんどです。

 しかし、夜泣きの多くは「生理欲求(空腹など)」によるものではないため、急に泣き出して親がぐったりというのもあります。

 そしてその多くが「高ストレス」によるものですので、あくまで「仮説」として考えられるものがあります。

睡眠のリズムが狂った(お昼寝が長すぎた、短すぎた)(寝起きの時間が変わった)

・食事の時間が変わった

・昼間の強い刺激(引っ越し長期の旅行幼稚園・保育園の通い始め末っ子(中っ子)が生まれた学校の通い始め季節の変わり目災害など)
※特に、HSCスペクトラム(繊細っ子)は「5感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)が非常に鋭い」ためその傾向が強いのかもしれません。

運動不足(「退屈」、「飽き」は大人と同様、高ストレスになりやすいです。特に、感染症の不安が根強い最近はそうかもしれません)
※「眠り」を左右するのも脳みその「セロトニン」です。'唯一の材料'は繰り返しになりますが、「太陽(日光)」です。'散歩'も立派な運動です。日の出以降の午前中は遊び(運動)にベストです。

環境(部屋が明るすぎる、うるさすぎる、夜中の夫婦げんかなど)
※意外というよりも、当然ですが、HSCスペクトラム(繊細っ子)、発達障がいのある子は「見ていないようで見ています」し、「聞こえないようで
聞こえます」。「5感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)が非常に鋭い」ためその傾向が強いのかもしれません。周りの人たちの'雰囲気'にも敏感です。

遺伝(この仮説は今のところ当てはまりづらいです。しかし、研究が進めばその可能性もあり得るかもしれません)
※特に、発達障がい、ないしHSPスペクトラム(繊細さん)の原因の一つとして「遺伝」も絡むことからあくまで'私の考察'として挙げました。
※ただし、「父親の置かれた環境(ストレス)」が精子を介して子どもに遺伝することは分かりました。やはり研究の加速しかありません。

 そして、残念ですが夜泣きについても「これを行えば治る」という確立された治療法はありません。そのためやはり「対症療法(その日その場しのぎ)」で何とかするしかありません。

 有効なのは、「大丈夫」という声かけを繰り返しながら、抱っこしたり、赤ちゃんの場合は「ベビースリング」などの包みもので包んであげるがベストです。とにかく「密着」が一番です。

 しかし、四六時中子どもとの「密着」にも限界があります。そして、成長過程を考えると「子離れ」も考えないといけない時期も来ます。
 夜泣きはマラソンのような「長期戦」です。

 私個人としては、「児童福祉法」にも「ショートステイ(短期入所)」のサービスを加えた(明記した)方がいいと思います。

 現在は、「障害者総合支援法」のサービスとして18歳以上の青年、成人向けとして定着していますが、未成年者へのサービスとしてはまだマイナーです。

 いわゆる「障がい児(自他ともに障がいがあると認められた子)」にも一応開かれているそうですが、保護者の自己負担で断念することが多いです。
 そして繰り返しになりますが、HSCスペクトラム(繊細っ子)は「病気でも障がいでもありません」。そのことから断念することも多いです。

 だからこそ、「子どもや親子に関係なく」、「保護者のレスパレイト(休息)」のために「ショートステイ(短期入所)」を「児童福祉法」で定義してください。そして、できれば'商売(ビジネス)'になりますが、民間で「子供向けショートステイ(短期入所)サービス」を充実させてください。
 定義がない以上は、「クローズ支援」しかありません。

 それでも、親は「毎日元気でにこにこ」ではありません。親も子も「一人の人間」です。「レスパレイト(休むこと)」に罪悪感はないと思います。
 今現代は、昔のように「親戚や親族(身内)」が代わりに子守りをするというのが難しい時代です。

 核家族化、超少子社会、遠距離生活、国際化、事実婚夫婦、ひとり親世帯、親族問題、頻発する自然災害、長引く不況、感染症の不安、そして戦争や事件など…

 だからこそ、法律上の定義がないものは「クローズ支援」として「子供向けショートステイ(短期入所)サービス」を充実しかありません。

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