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『地獄はあるが、あなたがたが思っているようなものではないし、あなたがたが教えられるような理由で地獄を経験するのでもない。』
「地獄とは何ですか?」(ニール)
『それは、あなたがたの選択、決定、創造の最悪の結果を体験することだ。わたしを否定する考え、あるいはあなたがた自身の真の姿を否定する考えから生まれる。当然の結果である。
地獄とは、間違った考え方から受ける苦しみだ。だが、「間違った考え方」という言葉も正しくない。なぜなら、間違った考え方や正しい考え方という区別はないからだ。地獄とは喜びの対極である。満たされないこと。自分が何者かを知っていながら、それを体験できないこと。本来の姿にくらべて卑小な在り方。
それが地獄であり、あなたがたの魂にとって、それよりもつらいことはない。だが、地獄はあなたがたが空想するような、永遠の業火に焼かれるとか、際限のない苦悶にさいなまれるとか、そういったものではない。何のために、わたしがそんなものを創らなければならないのか。』
『わたしが仮に、あなたがたは天国に「ふさわしくない」という、まったく神らしくないことを考えたとしても、あなたがたの過ちに復讐したり、罰したりする必要がどこにあるのか、あなたがたを見捨てれば、それでもすむではないか?どんな復讐心を満たすために、あなたがたを筆舌につくしがたい永遠の苦しみに突き〇とす必要があるというのか?
正義のためだというなら、天国でわたしと一体になることを否定するだけで、正義の目的は達成されるではないか。そのうえ、永遠の苦しみを与える必要があるだろうか。』
『不安にもとづいてできている宗教でいわれるような「死後の世界」はない。だが、不幸で、不完全で、欠点が多く、神の偉大な喜びから遠く離れた魂の経験というものはある。
あなたがたの魂にとってそれは、地獄だろう。だが、わたしがあなたがたをそこに送るのではないし、そうした体験をさせるのでもない。あなたがた自身が、真の自分ではなくなるとき、自分で地獄の体験を創り出す。ほんとうの自分を拒否するたびに、あなたがたは地獄の体験を創り出す。』