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『なのに、あなたがたは自分が何者であるかを知らず、だめな存在だと考えている。では、どうして自分はだめなんだと思いこんだのか。そう思わせたのは、あなたがたが無条件で信じた唯一のひとたち、母親と父親だ。親は、あなたをいちばん愛している。それなら、どうして偽りを教えるのだろう。
…思い出してみてほしい。親は、こうしてはいけない、こうしなくてはいけないと叱りはしなかっただろうか。
子供はおとなしく言うことを聞いていればいい、うるさく口を出してはいけない、といは言わなかっただろうか。
あなたが元気いっぱいなときに、うるさく口を出してはいけない、とは言わなかっただろうか。あなたが元気いっぱいなときに、たしなめはしなかったか?大胆な想像をめぐらしているときに、そんなことはやめなさいと言わなかったか。
その言葉を聞いて、あなたは、それが神のメッセージの基準にあわず、神のメッセージではないにもかかわらず、そうだと思った。あなたにとっては宇宙の神々と思えるひとたちから送られた
メッセージだったからだ。
愛は条件つきだと教えたのは親だ。あなたはそれをたびたび感じとった。そしておとなになってから、その経験を愛するひととの関係にあてはめる。その経験をもとに、わたしについて考え、その枠組にとらわれる。
「神は愛にみちあふれている」とあなたは言う。「だが、神の戒律を破れば、永遠に追放され、永久に罰せられるだろう」と。なぜって、誰に突き放された経験があるから、親に罰せられた苦しみを知っているから。』