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『ひとが何度も何度も同じ体験を繰り返す理由もここにある。ひとが愛し、つぎに破壊し、そしてまた愛するのはそのためだ。つねに、一方の感情から他方の感情へと揺れ動くからだ。
愛は不安を支え、その不安は愛を支え、その愛がまた支える…。
…原因は最初の誤りにある。神の真実に対する誤り、神を信頼しないという誤りだ。
だから、神の愛を頼れない。神が条件つきであなたがたを受け入れると思う。究極の結果が不確かだと思う。神の愛がつねに存在すると信じられなくて、いったい誰の愛を信頼できるのか。
あなたがたが正しく行動しなかったら、神は見捨てて、手を引いてしまうとすれば、神ならぬ身の人間を頼れるはずがない。
…だから、あなたがたは最高の愛を誓った瞬間に、最大の不安にぶつかるのだ。
「あなたを愛している」と口にした瞬間に、相手が同じことを言ってくれるかと心配になる。
そして、相手の同じ言葉を聞いたとたんに、今度はその愛を失うのではないかと不安になる。
そこで、あらゆる行動が「失う不安」に対する自衛反応になる。神を失う不安に対してすら、自衛しようとする。』
『だが、自分が何者であるかを知っていれば悩みは消える。あなたがたは神が創造したなかでいちばんすばらしい、すぐれた存在であることを知っていれば、決して不安にならないはずだ。そんなすばらしい存在を誰が否定できるだろうか。神でさえ、そうした存在に欠陥を見いだすことはできない。』