【リサーチ】商品企画をするための競合調査のポイント

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ビジネス・マーケティング
こんにちは、ノジーです。

日々、新しい商品の企画・開発を考えていると、「他の類似商品はどんな感じなんだろう」「他社はどんなアイデアを取り入れているんだろう」と、周りのことが気になることはありませんか?

商品企画において、他社の類似商品(競合商品)を知ることは非常に重要です。

今回は商品企画を行う上での、競合調査のポイントを記載しましたので、よければご参考ください。

競合とするのは「提供価値」が同じ商品にする

良いアイデアが浮かび、商品企画の一環として他の類似商品を探してみることは大変有効です。
しかし、競合と認識する商品の選定は正しく行えてますでしょうか。
例えば、
・カテゴリーが同じもの
・その商品業界のリーダー企業が出しているもの
このような軸で競合商品を考えていませんか?

ある意味ではこの軸も正しくありますが、競合調査の対象とする商品は、
そのアイデア(商品案)と同じ価値を提供する商品
にするべきです。

なぜならば、お客さまはそのカテゴリーの商品が欲しいのではなく、今起こっている問題・悩みを解消したいため、その商品を選ぶからです。

例えば、新しい懐中電灯を企画しようと考えます。
この場合、競合商品は懐中電灯に限りません。
もしかしたら高ルーメンのランタンかもしれませんし、スマホのライトを拡張させるハードウェアかもしれません。
※アイデアベースで記載しております。

お客様がどんな価値を求めていて、そこに対し、同じような価値を届けている商品を競合と認識しましょう。

競合調査のポイント

次に調査を進めるポイントです。
やみくもにインターネットからテンプレートを持ってきて、進めるだけでは良い結果は判明しません。
下記のポイントを押さえ、自社にとって有益な情報を獲得しましょう。
・最初に目的(知りたいこと)を決める
まずは、必ず調査の目的を決めましょう。その際、単純に比較をする為などではなく、アイデアのどの部分について、競合の何を知りたいのかというところまで明確にします。
・目的に沿った項目を立てる
次にその目的を知るための調査項目を検討します。この調査項目は目的によって異なるため、前回の項目の流用などはあまり推奨しません。
・調査結果から判明したことを列挙する
調査を行い、ある程度情報が揃った時点で判明したことを箇条書き程度で列挙します。
その際、注意点としては自身の考えや主観を入れず、分かったことをそのまま書き出すことです。
・判明事項をもとに仮説を立てる
最後に、判明したことから目的の部分に対する仮説を立て、商品コンセプトに反映させていきます。その仮説があっているかどうかの検証はユーザーヒアリングやテストマーケティングで行います。
以上が競合調査のポイントです。

競合調査は細かく知ろうとするととても時間と労力がかかるものです。
もし可能であれば、専門の方に依頼したり、チーム分担で進められると良いと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

単純に競合商品を調べると言っても容易ではないことが多々あるかと思います。
しかし、その地道な調査が後に大きな成果につながります。
今は頼れるサービスなども沢山ありますのでうまく活用し、良い商品を生み出していただければと思います。

今回は以上です。

お知らせ

ここまでお読みいただきありがとうございます。
最後に私ができる皆さんへのお手伝いについてお知らせをさせていただきます。

私は、主に消費財の新商品企画に関するご相談を承っております。
企画実績としては、
・コーヒー関連器具の新アイデア企画
・傘の新アイデア企画
・食器関連の新アイデア企画
・ヘアケアブランドの新商品企画 
・起業家支援サービスのコンセプト開発 など
です。

また、BtoC向け商品の販売計画作成 / 競合商品リサーチのお手伝いもしております。

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