占いにのめりこんだAさんの末路

占いにのめりこんだAさんの末路

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コラム
Aさんは、何かを決める前に必ず占いを見るようになりました。

今日の服、友人への返信、休日の予定。ひとつ見ると別の結果も気になり、気づけば毎晩スマートフォンを開いていました。

そんなAさんの「末路」。

今、とびきり楽しそうに暮らしています。

転機になったのは、ある日ノートに書いたひと言でした。

「結果を見て安心したあと、私は何をしたい?」

答えは、ずっと後回しにしていたお菓子作り。Aさんは休日に小さな教室へ行き、そこで出会った人と試作を重ねました。やがて二人で週末だけの焼き菓子店を開くことに。焼きたての香りの中で、お客さんに「また来ます」と笑ってもらえる時間が、今では何よりの楽しみです。

今も迷った日は占いを開きます。ただ、結果を読んだら最後にひとつだけ、「私はどうしたい?」と自分に聞くようになりました。

占いに夢中になったAさんが最後に見つけたのは、未来を言い当てる答えではありません。好きなものを作り、気の合う相棒と笑い合い、次の週末が待ち遠しくなる毎日でした。

占いは、行動を代わりに決めるものではなく、心にある願いに気づくきっかけにもなります。あなたが今日、少しだけ試してみたいことは何でしょうか。

福富 灯玄
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