EA制作を依頼する前に決めておきたい5つのこと(開発者の立場から)

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マネー・副業
EA(自動売買プログラム)の制作依頼を受けている開発者のジンです。FXトレード歴は10年、自作EAは国内大手販売サイトの審査を通過して販売しています。

依頼の成否は、技術より前の「発注前の整理」でほぼ決まります。ここが曖昧なまま始まった案件は、納期が伸び、費用が膨らみ、お互いが疲れます。開発者の立場から、依頼前に決めておくと確実に得をする5つを書きます。

■ 1. 売買ルールを「数値」で言えるか

「反発したら買い」はプログラムになりません。
「RSI(14)が30を下から上に抜けた足の確定で買い」なら、そのまま実装できます。

曖昧なままでも相談はできますが、数値化の往復が増えるほど納期と費用は伸びます。私は9項目の要件シートをお渡しして、一緒に数値化するところから始めています。完璧に固まっていなくても大丈夫ですが、「何となく勝てそうなものを作って」だけは、どの開発者も形にできません。

感覚(裁量)で判断している部分がある場合は、タイムスタンプ付きのトレード記録(日時・銘柄・入った理由・出た理由)を一定期間取ることから始めるのが現実的です。記録から条件文に言語化していきます。ただし正直に書くと、言語化しきれない部分は残ることがあり、裁量手法の「完全な再現」は保証できません。ここを最初に言わない開発者には注意してください。

■ 2. 損切りをどうするか

損切りなしのEAは、相場急変のときに口座資金を一気に失い得る設計です。私は損切りなしのご依頼をお受けしていません。どうしても広く取りたい場合でも、最大ロットと最大ポジション数の上限だけは必ず入れる前提で考えてください。

ここを何も言わずに受ける開発者より、止める開発者の方が、あなたの資金を守る側にいます。

■ 3. バックテストに何を期待するか

バックテストは「ルール通りに動くかの確認」には強力です。
しかし「将来勝てるかの証明」にはなりません。

過去に合わせ込んだ成績は、未来を保証しない。これは開発者側の限界の話なので、正直に書いておきます。見積もり段階でこの説明を自分からする開発者かどうかは、依頼先を選ぶ材料になると思います。

■ 4. ソースコードの扱いを先に決める

納品物が実行ファイル(ex5/ex4)のみか、ソースコード(mq5/mq4)付きか。将来別の開発者に改修を頼む可能性があるなら、ソース付き(多くの出品で別料金)を検討してください。

逆方向の注意もあります。他人が権利を持つEAの解析・複製(いわゆるデコンパイル)は、どの開発者もお受けできません。お手持ちのEAの改修を頼みたい場合は、ソースコードと改変の権利があるかを先にご確認ください。

■ 5. 修正の範囲を合意しておく

「バグ修正は無償・仕様変更は有償」が標準的な線引きです。私の場合は、確定した仕様と違う動作は回数無制限で無償、仕様内の軽微な調整は2回まで無料にしています。数字はどうであれ、「どこまでが無料か」を発注前に確認しておくと、納品後に揉めません。

■ まとめ

この5つが決まっている依頼は、見積もりが速く、総額が安く、事故りません。
決まっていなくても大丈夫です。整理から手伝うのが開発者の仕事です。

ご相談は無料です(見積もり相談からどうぞ)。

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