誰かがいる。それだけで心は少し軽くなる

誰かがいる。それだけで心は少し軽くなる

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コラム
7月末に発生した令和8年熊本地震。

今もテレビでは、避難所の開設状況が終日流れています。

その中で、私はあることに気づきました。

避難所ごとの「世帯数」と「人数」を見ていると、ほぼ同じ数字だったり、多くてもプラス1~2人程度だったりする場所が少なくありません。

もちろん、避難されている方すべてがおひとりというわけではありません。

ご家族で避難されている方もたくさんいらっしゃいます。

それでも数字を見ながら、一人で避難されている方も少なくないのだろうと感じました。

そして、ふと思ったのです。

もし自宅で一人、不安な余震に耐えていたら……。

避難所では、知らない人同士でも同じ空間で過ごし、同じ時間を共有しています。

言葉を交わさなくても、人の気配があるだけで安心することがあります。

同じ空間に誰かがいる。

それだけで、「自分は一人じゃない」と感じられる。

人はそんな存在に、知らず知らずのうちに支えられているのかもしれません。

もちろん、一人の時間が心を落ち着かせてくれる人もいます。

でも、不安なときだからこそ、

「おはよう。」

「大丈夫でしたか?」

そんな何気ない一言が、心を少し軽くしてくれることもあります。

今回の地震で、私は改めて感じました。

人は一人でも生きていけるかもしれない。

でも、人とのつながりがあることで、心はずっと支えられるのだと。

私は婚活の仕事をしています。

だから「結婚してください」と言いたいわけではありません。

夫婦でなくてもいい。

家族でも、友人でも、ご近所さんでもいい。

困ったときに「大丈夫?」と声を掛け合える人。

そして、自分も「大丈夫?」と言える人。

そんなつながりがあることは、人生にとって大きな安心につながるのではないでしょうか。

災害は多くのものを奪います。

でも同時に、人と人とのぬくもりが、どれほど大きな力になるのかも教えてくれます。

もう少し落ち着いたら、お茶会を開きたいと思っています。

「怖かったね。」

「まだ眠れないんだ。」

「ちょっと話を聞いて。」

そんな言葉を安心して口にできる場所。

特別なアドバイスをする場ではありません。

ただ誰かと同じ時間を過ごし、話したい人は話し、聞くだけでもいい。

話さなくてもいい。

言葉を交わさなくても、人の気配があるだけで心が少し軽くなることがあります。

あの日の不安を一人で抱え続ける人が、少しでも「一人じゃなかった」と思えるような、そんな温かい時間を皆さんと一緒につくれたらと思っています。

私はこれまで、結婚というご縁をつなぐお手伝いをしてきました。

でも本当に大切にしたいのは、「結婚」そのものではなく、人と人とのつながりです。

誰かを思いやること。

誰かに思いやってもらうこと。

「大丈夫?」と声を掛け合える関係があること。

そんなつながりを、これからも大切に育んでいきたいと思います。

今回の地震が、改めて私に教えてくれたこと。

誰かがいる。

それだけで心は少し軽くなる。
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