あきらめよう。

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 みなさんこんばんは。明後日の人間ドックに向けて筋トレ中の千冬です。

 今日も少し難しい話になります。「あきらめる」ということです。これは賛否両論があるので、あくまで私の意見です。

 私は15年前、うつになり仕事を休みました。仕事を夜遅くまですることが「美学」というブラックな労働環境でしたので、早くても21時までは仕事をしていました。長男が3歳、次男が1歳で、家に帰れば寝ている姿しか見れませんでした。
 土日も仕事でしたし、一週間に良くて半日休めるかどうかの毎日でした。
 私は「美学」を信じていましたから、疲れたり眠たかったりするのは当然であると思い込んでいました。
 その後、3年間私は同じ毎日を過ごしました。食事、たばこ、寝る、食事…の繰り返しでした。

 そう、「あきらめた」のです。仕事の達成感や出世、他人の評価もどうでもいい。ただフラフラ毎日過ごしても、給料は変わりませんでした。

 出世の代償に仕事のストレスが増えていく後輩の姿や、いまだに「美学」を信じて働く上司や同期にも「ご苦労様。ほどほどにね」としか感じなくなりました。


 よく有名人やスポーツ界で「あきらめなかったから、達成できた」や「努力した。他の人の2倍した」といった根性論を聞きます。
「努力」は簡単に裏切ります。”努力したから成功した”であれば、私も成功していたはずです。「努力=成功」は全く違います。

 イチローがフィギアスケートで努力をしたら成功したでしょうか?大阪なおみが卓球で優勝できたでしょうか?卓球の水谷隼選手が水泳で成功できたでしょうか?マツコ・デラックスが相撲をして横綱になれたでしょうか?

正しい「選択」をして、正しい努力をしたから成功したのです。選択が違えば私のように無駄な努力をするのです。
 大事なのは選択です。合っていないのに必死に努力をしても無駄です。「あきらめない」ことで多少の成功はするかもしれませんが、上には上がいるものです。

 これからを生きる人が大事にすることは、「あきらめて、次の選択をする」ことです。
 今、無理をしてがんばっているあなた。「あきらめて」ください。会社はあなたを守りません。上司はあなたを守りません。好きな事を仕事にする時代にやっと、やっとなったんです。

 正しい「選択」ができるように、私は応援しています。いつでも相談に乗りますので、気楽に話してください。

 では、おやすみなさい。


                              千冬

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