エレベーターの職人だった私が、1,500円のレッスンで人生を変えた話

エレベーターの職人だった私が、1,500円のレッスンで人生を変えた話

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今はココナラで、動画編集ソフト「Premiere Pro」のレッスンや、AIを使った業務効率化のサポート、セミナーの撮影をしています。
でも、ほんの数年前の私は、ヘルメットをかぶってエレベーターの建設現場に立っていました。

■ ヘルメットの下で、ずっと考えていたこと
高専を出て就いたのは、エレベーターの職人の仕事でした。
現場の管理もすれば、自分の手で工事もする。
朝5時に起きて現場へ向かい、家に帰るのは深夜。決められた日に、安全に、確実に納める。それが私の仕事でした。

やりがいはありました。でも、帰りの電車でふと思うんです。
「この先10年、20年、自分はこの景色を見続けるのかな」

そんな私の唯一の楽しみが、深夜に帰ってから眠るまでの、わずかな編集の時間でした。
誰に頼まれたわけでもない動画を作って、友人に見せる。「これ、すごいじゃん」と言われた夜は、なかなか眠れませんでした。

■ 「好き」で食べていけるのか
映像の仕事をしたい。その気持ちは日に日に大きくなっていきました。
でも、安定した会社を辞めて、何の後ろ盾もない世界に飛び込む。周りには反対もされましたし、何より自分が一番怖かった。

それでも2020年4月、私は会社を辞め、映像一本で独立しました。

■ 仕事が来ない。来たら来たで、終わらない
独立したての頃は、仕事がない月もありました。
少しずつ依頼が増えてくると、今度は逆の問題が起きます。断れずに引き受け、夜中まで編集し、また朝から撮影へ。
官公庁のeラーニング、老舗洋食店の料理番組、企業の採用動画。大きな仕事を任せてもらえるようになったのに、心も体もすり減っていきました。

「好きなことを仕事にしたはずなのに、なんでこんなに苦しいんだろう」

■ 1,500円のレッスンが、扉を開けた
転機は、ココナラでした。
編集の仕事をしていると、「自分でも編集できるようになりたい」という声をよく聞いていました。だったら、自分が現場で何百本と編集してきたやり方を、そのまま教えてみよう。
そう思って出したのが、1回1,500円・50分のPremiere Proレッスンです。

最初の購入通知が届いた日のことは、今でも覚えています。
画面の向こうの受講生さんが、ずっと悩んでいた操作をその場でできるようになって、「こんなに簡単だったんですね!」と笑ってくれた。
作った動画を納めたときとは、また違ううれしさでした。

■ 教えることで、自分が救われた
人に教えるには、自分のやり方を言葉にしなければいけません。
フォルダの分け方、作業の順番、素材の受け取り方。説明しているうちに気づいたんです。
編集がつらいのはセンスのせいじゃない。段取りのせいだ、と。
そしてそれは、エレベーターの現場で毎日やっていたことでした。

レッスンで伝えるたびに、自分の働き方も整っていきました。
今の私の目標は、「効率の良い編集で、疲弊しないで、クリエイティブに力を注ぐこと」。かつての自分に一番届けたかった言葉です。

■ 受講生と一緒に、次の一歩へ
1,500円のレッスンは70件を超え、1か月で現場レベルを目指す伴走コースも、40件以上の方に受けていただきました。ココナラでの取引は370件を超えています。
最近はClaude CodeなどのAIも取り入れて、手作業で続けていた事務を自動化する方法もお伝えしています。

受講生には、すでにココナラで編集の仕事をしている方もいます。
「もっと良いものを納めたい」と、実際のお客様の動画を持ってきてくれる。一緒に画面をのぞき込んで直していく時間は、教えている私にとっても宝物です。

■ あの頃の自分と、今踏み出そうとしているあなたへ
ヘルメットをかぶっていた頃の私に言いたいのは、ひとつだけです。
「好きなことは、小さく始めていい」

私の場合、それは1,500円のレッスンでした。
得意なことを、まず小さな形で出してみる。その一件が、あなたの働き方を変える最初の扉になるかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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