中小企業向け 温室効果ガス削減のポイント

中小企業向け 温室効果ガス削減のポイント

記事
コラム
日本は、温室効果ガスを2013年度比「2030年度▲46%」に削減目標を掲げています。

現状、排出量は着実に減少しているものの、現状は2013年度比▲23〜27%程度で、2030年目標にはまだ大きなギャップがあります。

中小企業が温室効果ガス(GHG)削減でまず取り組むべきは「電力由来CO₂の削減」「設備・車両の省エネ」「業務プロセスの見直し」の3本柱です。
コストをかけずに“すぐできる施策”をご紹介します。

1. 最優先:電力由来CO₂の削減

 中小企業で最も効果が大きく、かつ取り組みやすい領域。
電力契約の見直し
•再エネ電力プランへの切替
•契約容量の適正化(基本料金の削減)
電力会社の変更だけでCO₂を20〜50%削減できるケースも多い。

2. 設備・機器の省エネ

 「空調・照明の省エネ
・LED化(電力▲50〜70%)
• エアコンの温度設定(±1℃で電力▲10%)
• フィルター清掃の徹底(効率▲5〜10%)

 「老朽設備の更新(補助金活用)
•高効率空調
•インバータ機器
•ボイラー更新
•断熱工事

3. 業務プロセスの見直し

ペーパーレス化・デジタル化
•電子契約
•オンライン会議
•書類保管の削減

物流・移動の効率化
•配送ルート最適化
•積載率向上
•社用車のEV化

4. 排出量の見える化

電気・ガス・燃料」の使用量を月次で記録
•電力会社のWeb明細を活用
•年間のCO₂排出量を算出(簡易係数でOK)
見える化すると、無駄が自然と減る。

5. 社員参加型の取り組み

小さな行動の積み上げ
•終業時の電源OFF
•不要照明の削減
•ゴミ分別の徹底

6月は環境月間です。
2030年まで残り3年半となり、お客様や取引先からも「温室効果ガス削減」への取り組みについて問い合わせもあるのではないでしょうか。
おそらく今後、中小企業の皆様へも協力依頼があると思います。
まずは、情報収集と現状把握からすすめていきましょう。

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