心は自分で作るもの

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コラム
こんにちは。



先日
ある本を読んでいたら
こんな言葉が出てきました。



「それ、
三界(さんがい)は、
ただ心ひとつなり。」



鴨長明(かものちょうめい)が書き記した
『方丈記』の中にある言葉です。



「仏教で三界と呼ばれる人間の世界は、
ただ心の持ち方しだいで、
どのようにも変わる。」



よく見てもらうとわかるんですが

「心の持ち方」

なんですね。



「心の持たされ方」

ではない。



つまり
心は自分で持つものなんです。



自分で作っていくもの。



誰かに持たされるのではない。
誰かに作られるものでもない。



自分で
心に感謝を持っていれば
この世界は
ありがたいことだらけに変わる。



自分で
心に退屈を持っていれば
この世は
退屈だらけに変わる。



つい人間は
自分の心の
悩みや
不満を
周りの人や物事
出来事のせいにしてしまう。



周りのせいで
自分の心は悲しい
落ち込んでいる
モヤモヤしている
思ってしまう。



実を言えば



その
悲しい
落ち込み
モヤモヤの心ってのを



自分で勝手に
自分からつかんで
持って
放さないでいるんです。



じゃあ
どうやったら
そのマイナスな心を手放せるか?



コトバです。



自分と自分自身との対話での
コトバ。



このコトバを
意識して選んで
自分が望む心の方に持っていく。



コトバで
プラスの心を
自分で作っていく。



自分の心の持ち方は
自分へのコトバの使い方で決まる

ということですね。



それにしても
この『方丈記』は
西暦1212年に成立した随筆。



昔の人たちも
今と同じようなことで
日々悩んだり
モヤモヤしたりしてたことが
わかりますねぇ。
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