寸借詐欺師とうんこと一万円札 〜人生は想定外の連続〜

寸借詐欺師とうんこと一万円札 〜人生は想定外の連続〜

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コラム


こんにちは。今日はちょっと信じられないような出来事に遭遇したので、ここに記録しておこうと思います。嘘みたいな話ですが、すべて実話です。
街角で出会った「困っている人」

ある日の午後、駅前でスマホをいじっていたら、30代後半くらいの男が駆け寄ってきました。

「すみません!財布を落としてしまって、家まで帰れないんです。500円だけでも貸してもらえませんか?」

典型的な寸借詐欺のパターンです。実は以前にも似たようなことがあったので、すぐにピンときました。言い訳も不自然だし、目線も泳いでる。

「うーん、それは困りましたね……」と答えつつ、心の中では(おいおい、またかよ)と思っていたその瞬間。
事件は唐突に起きた

その男の顔が一気に青ざめ、次の瞬間——

「ぐぅっ……!」

妙な声を漏らし、その場でしゃがみ込みました。なんと、うんこを漏らしたのです。スーツのズボンから漂う異臭。周囲の人も避けはじめ、状況は一気にカオス。

「あ……あかん……まじでやってもうた……」

本人もパニック。こちらもドン引き。もう詐欺とかどうでもいい。とにかく「この場から早く離れたい」一心。

でも、なぜか足が動かない。なんというか、ここまでくると一種の“現実感のなさ”で、むしろ目が離せない。
俺、神対応する

彼は震える手でカバンを探りながら、「ティッシュ……ない……助けて……」と泣きそうな顔。

そのとき、ふと財布を取り出した俺の手には、ピン札の一万円札。

「……もうこれで拭け」

自分でも何をしているのか分からなかった。とっさの判断?慈悲?それとも好奇心?理由は分からないけど、俺はその場で一万円札を差し出していた。

彼は目を見開いて固まり、「……マジで?え、いいの?」と声を震わせた。

俺はうなずいた。「どうせ詐欺するつもりだったんだろ?せめてケツ拭けよ」
そして誰もいなくなった

彼は一万円札でなんとか処理し、全力でその場を後にしました。匂いだけが残り、俺の心にはなぜかちょっとした達成感。

詐欺に遭うどころか、人生で一番高価な尻拭きに立ち会った日。いや、提供した日。
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