禄存星の恩徳

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子供の影響でプリキュアにはまった、おっさんの考察ですが、w
デリシャス・パーティ・プリキュアの主人公、キュア・プレシャスゆいちゃんは、鳳閣星の強い、禄存星、石門星、だと思うんですよね。
キュア・スパイシーここねちゃんや、キュア・ヤムヤムらんらんちゃん、自分に自信を失いかけたこころの繊細な仲間たちに、先入観のないおおらかな肯定力と勇気を与え、仲間たちは自分の力に目覚めていきます。

禄存星を語るとき、一般的な算命学では、禄存星は「愛情奉仕」「サービス精神」の星、と言われます。
そこで、よく勘違いされるのが、愛情奉仕って、人助けでしょう?
という解釈ですよね。

実学算命学では、その解釈、厳密には違うんですよ。w
手助け自体、奉仕自体を指す星は、鳳閣星や調舒星の伝達本能の星の方にあります。禄存星というのは、そういうのとはちがい、基本的に見返りを求めない奉仕はしないので、何かを(無意識に)計算して、結果的に自分に得が来るような言動に徹するからです。鳳閣星や調舒星の未来の星のように、自分の損得はさておき、恨まれたとしても本当に相手の未来のためになる言動を選択しようとするよりかは、まずは、相手に「この人いいひとだなぁ、素敵だなぁ」と思わせる言動を意識的に選択するということですね。

そこで、禄存星のひとには、胡散臭く感じた人間たちから、「偽善者め!」といじめられる体験が結構あったりします。
そして、自分に自信をなくし、不安になります。
どうしたら、みんなは自分を好きになってくれるのだろう?と悩みます。
そして、可愛く見えるメイクに一生懸命になったり、ファッションに気をつけたり、なにかを参考に一番可愛く見えるリアクションを研究したりもします。

それは、禄存星の魅力とは、愛の本質とはなにか、というのが禄存星さん自身が理解できていないからなんですよね。
禄存星のひとが、提供する愛というのは、なにかをすることではありません。
禄存星さんが自然にまわりに向けた生き方によって「あなたは価値のある人間だ」「あなたは愛するべき存在だ」と相手に力強く感じさせる愛を送ることになる、という恩徳だからなんです。

奉仕や手助けは結果として、その表現のひとつのツールにしか過ぎません。
本人たちはあまり気がついていないかもしれませんが、禄存星の人がとる行動や周りに向ける視線、態度そうしたものすべては、力強く目の前の人の存在を肯定していくパワーを持っています。
禄存星が、自分に向けてくれた暖かい態度は、エネルギーなんですね。
だから、それを向けられた人は、

私には価値がある。私は、愛されるべき人間だ。

ということをどんどん自覚させられていくことになります。
つまり、禄存星さんが、自分が愛されるため、ではなく、相手に愛を自覚させるために、という意識をもってとった愛の言動は、禄存星を消化させます。
自分がおもってもみなかった、大きな見返りを受け取ります。
だから、「無私の愛」を発揮してくださいね。
って算命学では言われるんです。

言われたことがないかもしれないですけども、禄存星が「愛の星」と言われるのは、実学算命学の解釈ではそういうことなんですよ。
禄存星さんは、周りの人に自分の中の愛を自覚させる、という不思議なパワーを持っている方、そしてそれが役割だということです。

だから、あなたは自己愛をめざして自分が周りから愛されようとする人を目指してはいけないんです。そうではなくて「あなたが」愛を周りに自覚させる人なんですよ。そこに気がついて、意識の次元をあげてくださいね。

 キュア・プレシャスのゆいちゃんのもとにこころが優しく繊細な仲間たちが集まってくるのは、ゆいちゃんが、「あなたはそのままで愛されるべき大事な存在だよ」ということをいつも感じさせてくれる人だからなんですよね。

故ダイアナ妃も禄存星の多い方でしたよね。
彼女は病院や戦場に出向き、ボランティア活動を多くしたことで、皇室のイメージをあげました。
苦しい立場の人たち、過酷な状況と向き合っている人たち、くじけそうになっている人たちに、「あなたたちは決して、忘れられた存在じゃない。愛すべき存在なんだ」というハートを英国の底辺にいるひとたちに伝えました。

ダイアナ妃自身は頭がそれほどよくなかったため、改善案を出したり、何か具体的に方法を考えたり、といったことはやれませんでしたが、彼女は自分だけがやれること=ひとに愛を自覚させる、をやったんです。

このように禄存星さんの恩徳は、
「あなたは大事な存在だ。必要とされているんだよ。」と、禄存星さんと向き合った相手に自分を大切にしようという心を目覚めさせてくれることなんです。だから「愛の星」「愛情奉仕」なのです。

基本的に禄存星をたくさん持った男性はモテます。
女性というのは、基本的に、自分に自信がありません。陰なので、環境エネルギーに対して基本的に受け身だからです。
特に日本のジェンダー格差は、先進国でもひどいものです。
女性の扱いが悪い。
さまざまなものを社会的に求められ過ぎて疲れきっています。

海外では重たい荷物をもっていると、すぐに男性がやってきて笑顔で階段まで運んでくれたりします。ビルのエントランスのガラスの重たいドアを男性が持っててくれます。わたしのオーストラリアの修行仲間の一人の男性は、毎回車を降りるたびに周囲の安全を確認してから、奥さんの座席のドアを開けてあげています。一回や二回ではなく、それも毎回。

こういう扱い、日本の女性はされたことありませんよね。
逆にこっちの方に近い思想が残っている気がしませんか。

 私の周りではそうだったんですが、今の80歳より上のおばあちゃんたちは、夫がお風呂に入ると、夫の衣類を揃えて置いておく、みたいなことまでしていました。そういう気遣いができないと、妻としてなっていないとおこられたりしましたし、風呂も、夫の後でないと入れなかった。
 そして女子は学をつけるとろくなことにならないといって、進学を制限されたりもしました。
かといって、その模範的な妻の家庭内の奉仕によって、将来が約束されていたのかというと、そんなこともありません。
 捨てられてもいきていく場所がないので、夫が浮気をしても涙をのむしかない。なにかを買うにもお伺いをたてなくてはならない。自由に使える時間とお金はありませんでした。つまり、夫が妻をしっかり愛し大切にしてくれるひとであるという、最低限の条件がなければ、結婚は永久就職、まさにタダで使えるモノになる、みたいなもんだったんです。

だから、自己保身のため、子供のため、夫から愛されるように女性は、一生懸命に夫にとって都合の良い妻を頑張ったんですよね。そしたら、夫が自分を幸せにしてくれる。それが結婚だったんです。夫の言うことを聞き、夫をうまく支える妻が世間の認める女性のあり方でした。

はい。現代の海外では、女性はそんなこと考えてません。
男女が同じ給料の国も多く、夫に頼らずとも生活ができます。社会保障もあります。社会も女性に多くを要求しませんし、昇進だって男と同じように扱わなければ、会社自体が訴えられるかもしれません。
そんな世界では、夫に頼らないといきていけないわけではないので、嫌な思いを継続してまで、結婚生活を続ける意味がそもそもないんですよね。
純粋な意味で、二人で一緒に暮らすこと、恋愛状態を楽しめる。
日本では女性の社会的な保証が薄いですので、基本、そんなゆとりはありません。結婚と物理的な生存が一緒になってしまう。

海外では、夫と一心同体であれば望ましいとは思っているようですが、基本的には夫婦であっても個人の人生が重視されていると思います。
女性は女性自身の人生がまず軸にあって、そこに絡んでくるのが愛するひとである夫との関わりになる。だから、夫は生涯で何度も変わる可能性がある。
するとそんな環境では、結婚するたびに、夫に人生の軸足を立てていたら、人生は安定しないわけです。
 あくまで結婚は精神的な充足感をふたりで味わうため、なので、アメリカでは、結婚するときにすでに離婚したらどうするか、という契約書を書く習慣があるくらいなのです。
 暴力の被害になりやすい女性に対しての理解もあり、夫が喧嘩中なにかやれば、すぐに警察が保護してくれますし、そのあとの社会的なケアもある。たしかに日本にも一応それはありますが、そのシステムは抜け穴だらけです。

そういうところと比べると、日本女性というのは非常に心理的にこころもとない立場に置かれ続けていて、貧困がシングルマザーに多いことも離婚できない理由の一つです。
要するになにがいいたいかというと、日本女性が自分に自信を持つ、自分は大切な存在だ、大切にされるべきだ、という基本的な肯定感を育むには、日本にいること自体、非常に難しい社会的な困難がある、ということを知っていただきたいんですよね。でも、女性は自分が悪いんだ、と思ってしまう。

 けどね、日本女性の頑張り基準で海外に出ると、むちゃくちゃ評価されますよ。w (愛情表現は薄くて残念という声もあるけどね)
でも、たとえ周りから褒めてもらっても日本文化では「謙遜」しなくちゃいけないからね、日本女性は、深いところで自信を失ったままなんです。

ですので、こんな日本社会で「自分は愛されるべき存在だ」「大切な存在だ」と思わせてくれる禄存星の男性の存在は希少ですから、当然、そういう男は女性から非常にモテますよね。禄存星の男性の積極的なアピールは、自信に満ち溢れていますので、自分にないものをみてさらに魅力的に感じます。
 禄存星と司禄星で占められてる男性は恋愛上手でもあり、気づけば、複数の女性との付き合いがあったりもします。

...でもね、不思議なことに奥さんからあんまり文句が出ないんですよね。
奥さんも愛人もガールフレンドも、みんなこの人に「私は愛すべき存在だ」と感じさせてもらえてるからですね。
 要するに、男女仲というのは、この男から愛をもらえていない、と感じるからこそ女性は「こっちに愛を向けて、もっと私を愛して!」と男性に怒りを向けるわけですが、実は女性側の本音は、「不安だから、あなたの言葉と行動で、私が愛すべき存在なんだと確信させてよ!」といっているのと同じことなんですよね。

男は、そこに注意しなくてはなりません。
しかしなんだか禄存星の男は、教えられなくともそれが自然にやれる男なんです。浮気相手にも「私ちゃんと愛されてる」と感じさせ、妻にも「私は夫に愛されてる」と感じさせることができる。双方、満足しているので、あっちこっちに女性がいるのに、どこからも文句があまり出てこないんですよね。

 他の女の気配がしたとしても「それでも、私は彼に特別愛されてる。」たぶん、女性はそう思っていると思います。
 だから禄存星をむちゃくちゃ発揮してる場合、彼らは複数の女性にモテるんです。同時に財も巡ります。
禄存星を複数持ってない男は、女性にモテたいとは思いますが、正直疲れるし、懐が潤うわけでもないし、で、女を構うのにめんどくさくなるのでこんな器用なことはできません。

 そしてね、愛人側からしても良いことはあります。禄存星の男性から、自分が愛されるべき存在だ、と確信して自己肯定感を積み上げていけた女性は、そもそもひとりの男性に心理的にしがみつかなくて済むでしょう。
 恋愛トラブルは、愛されてる風でいてその関係性の中に本質的な愛が枯渇しているから、相手にしがみつきます。
 ちゃんと彼との付き合いの中で自己愛を育める関係を築けていれば、自己肯定感が上がっていますので、最終的にしがみつきません。
 ですので、付き合っていても結婚したいとは言いださないかもしれません。向こうが頼んでくるならともかく、別れたとしても、自分から復縁など考えない。終わった恋は、終わったまま。良い恋をしたなぁと満足なんじゃないかと思います。自己肯定感をはぐくめる恋愛は、美味しいご飯と同じです。

なので、「美味しいものの独り占め、許さないよ!」(by、キュアヤムヤム)とプリキュアたちの必殺技をうけて、最後には悪いモンスターが
「美味しかった〜ごちそうさまでした〜❤︎」
と満足して、執着していたレシピッピたちを解放するのは、あれは心理学的にも非常に理にかなってる。ひとは愛に飢えてるから、自分のものにしたい、と一人の相手にしがみつくんだよね。

だから、ゆいちゃんは、シェアリング・エナジーでプリキュアに変身します。
禄存星の愛情シェアリング・パワーですね。
欲しいひとに、わけてあげればいんじゃない?

 基本的にこの日本社会、男性の平均寿命は低いですが、元気で長生きで男に尽くしたい女性もたくさんいます。
これからの時代、中年以降は、こういう禄存星の男を中心に多数の女性がそいつとお付き合いしてもいいんじゃないですかね?
って私は思います。w

 女性自身は自分の仕事人生に軸を持ちながら、異性との恋の良いところだけを受け取って生きる。彼に自信を持たせてもらいながら、自分の人生全うする。禄存星の男の文字通りの「愛情奉仕」を受け取るような人生は、現実面(金や財産)のしがらみを消せば、実際、めんどくさくなくて良いんじゃないでしょうか。

なんて、自分は考えます。
結婚の形にとらわれすぎるんではないか....ってね。
まぁ本来、「自分は愛されるべき存在だ」っていう自己肯定感は、自分で持てば良いんですけど、日本の土壌じゃなかなか難しいんで、女性は男性からそれをもらおうとしますよね。そのほうがやりやすい人もいますからね。
しかし、万一、適齢期に結婚できなかったら、そういう男性エネルギーを2度ともらえない、となるんじゃ寂しいですよね。結婚できても、そいつが、聖なる男性エネルギーを持ってるかどうかというのはわかりませんしね。

だったら、大きな愛情をもったひとりの男が、とりまく全部の女から文句が出ないように愛しまくって頑張るというのも、それも「愛情奉仕」という社会貢献ですので、良い仕組みだと思うんです。

「両手に花」をもった男性は、浮気するときにはそこんところを気をつけたほうがよいですね。w
まずは、浮気の罪悪感に苦しむ前に、両方に「お前は愛すべきひとだよ」って感じさせる自分の愛情奉仕の足りなさのほうを考察するほうが良い結果をうむやもしれません。

そうすると、もしかすると今後は、同性婚だけじゃなく、一夫一婦制も見直しが必要になる時代が来るかもしれないと思うんですよ。

あ、でも、いっておきますが、わたし中身はおっさんなんで、基本、男には甘くないし優しくないですから、不倫のご相談をされたとしても、男を慰めるような鑑定書は書きませんので依頼時には覚悟されてください。w

基本的にどっちも経験してるんで両性の気持ちはわかりますが、どちらかというと、悪い女もどうかとは思うけど、やっぱり基本は女性の味方ですわな....w
女性は女神ですからね。
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