昨夜はSNSのトークルームを利用して、
オリエント世界の勉強会もどきを行いました。
勉強会って言っても、私が本を音読しながら歴史を解説するってだけなんですけど、反応したり質問してくださる方もいて、とっても楽しく勉強ができました。
今回のテーマ「オリエント世界」で鍵となったのが、草原の遊牧民でした。
騎馬の登場により戦争のスタイルは大きく変わります。
強大な常備軍を持つ帝国であろうと、
機動力と戦力のある騎馬の前にはひとたまりもなく、
帝国(アッシリア)は滅びに向かいます。
彼らを滅ぼした騎馬民族スキタイは、
オリエントの地を支配することなく、
草原に帰って行きました。
遊牧民が定住民や帝国を襲うのは、略奪のためですから、
滅んだその地を手に入れる必要はないわけです。
もちろん、定住して支配するパターンもあるのですが・・・。
「颯爽と帰っていくスキタイ、なんかいいですね」と盛り上がりました。
そんなわけで、乗馬という文化の革新性を学んで夜を明かしたのち
馬に跨り草原をすすむ王を描きたくなったのです。
馬に跨る人物というのは、威厳や風格がありますよね。
あれだけ早く走っていても、どこか静止状態のような静けさもあるように思います。
偉大な王の帰還はきっと、静けさの中で影だけが近づいていくような、絵画的なものなのです。