アウェー感に心が折れそうなあなたへ。誰も教えてくれなかった「アウェーな場所」での心の守り方

アウェー感に心が折れそうなあなたへ。誰も教えてくれなかった「アウェーな場所」での心の守り方

記事
コラム
パートナーや大好きな人の親しい友人グループに、初めて紹介されたときのこと。

「仲良くなりたい」「好印象を持ってもらいたい」と意気込んで行ったはずなのに、いざその場に立つと、自分だけが知らない思い出話や内輪ノリの連続。

どこに視線を置けばいいのかも分からず、ただただ口元だけに引きつった笑顔を浮かべて、時間が過ぎるのをじっと耐える……。

そんな、ものすごい「アウェー感」に押しつぶされそうになった経験はありませんか?

あの独特の空気感の中にいると、1分が1時間にも感じられますよね。

周りは楽しそうに盛り上がっているのに、自分だけが透明人間になってしまったような、寂しさとアウェー感が襲ってきたのではないでしょうか。

帰り道、どっと押し寄せてくる疲労感と一緒に、「うまく喋れなかったな」「変な風に思われたかな」と、自分を責めてしまったかもしれません。

でもね、まず一番に伝えたいのは、そんな過酷な時間を笑顔で乗り切ったあなた自身を、めいっぱい褒めてあげてほしいということです。

アウェー感でいっぱいの場所で笑顔を保ち続けたのは、決して「うまく振る舞えなかった失敗」ではありません。

あなたがその場やパートナーを大切にしようと、必死に頑張った何よりの「優しさと誠実さの証」なんです。

人は誰しも、すでに出来上がっている人間関係のコミュニティに入っていくとき、強い緊張やアウェー感を感じるのが当たり前です。

そのグループには、何年もの月日をかけて積み重ねられた「共通の歴史」や「独特の空気感」があります。

そこに初めて入っていったあなたが、すぐに馴染めなかったり、居心地の悪さを感じたりするのは、当然のことなんですよ。

何もあなたが不器用だからでも、魅力がないからでもありません。

そんなアウェーな状況で、パニックにならず、周りの雰囲気を壊さないようにと笑顔を保ち続けたこと自体が、実はすごいことなんです。

心理カウンセラーとして、僕はたくさんの人間関係の悩みを見てきましたが、アウェーな場所で居心地の悪さを感じてしまうのは、あなたが周りの状況や人の感情をしっかりと察知できる、とても繊細で優しい心を持っているからだと感じます。

相手の友人たちに気を使わせたくない、パートナーの顔をつぶしたくないという温かい配慮があったからこそ、あなたは笑顔という仮面をつけて一生懸命耐えたのですよね。

もしまた、そんなアウェー感に包まれるような場面に出会ったときは、無理にその輪の中心に入ろうとしなくて大丈夫です。

「今日はこの人たちの楽しそうな雰囲気を観察する日」「パートナーの知らない一面をのぞき見る日」くらいに、ハードルをぐっと下げてみてください。

自分から面白いことを言おうとしたり、会話を盛り上げようとしたりする必要なんて、これっぽっちもありません。

ただそこにいて、頷いているだけで、あなたの役割は百点満点なんです。

そして、そういうアウェーな時間を過ごした後は、自分の心が想像以上にすり減っています。

家についたら、温かい飲み物を飲んだり、好きな音楽を聴いたりして、引きつっていたお顔の筋肉と心をゆっくりと解きほぐしてあげてくださいね。

「アウェーな空間で、最後まで笑顔でよく頑張ったね」と、自分自身に優しい声をかけてあげましょう。

あなたは十分に魅力的で、頑張り屋さんです。

自分を責める必要なんてどこにもありませんから、今夜はどうか心をゆったりと休ませてくださいね。

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