「元カノ(彼)の話、詳しすぎない?」その言葉の裏にある相手の本当の気持ち

「元カノ(彼)の話、詳しすぎない?」その言葉の裏にある相手の本当の気持ち

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コラム
パートナーがふとした瞬間に話す、元恋人との思い出。その内容がなぜか妙に具体的で、情景や会話まで鮮明に覚えていたりすると、「もしかして、まだ未練があるのかな…」「本当はあの人のことを引きずっているんじゃないか…」と、胸がギュッと苦しくなってしまいますよね。

大好きな相手だからこそ、その過去の存在が大きな影となって自分に覆いかぶさってくるように感じられて、不安で押しつぶされそうになるお気持ち、とてもよく分かります。

これまで恋愛や人間関係、夫婦の悩みなど、さまざまな心のエピソードに耳を傾けてきましたが、このような「パートナーの元恋人の記憶」に関するご相談は本当に多く寄せられます。

相手のその言動に触れたとき、僕はどうしてそんな風に細かく覚えていて話してしまうんだろう、と考えてみることが大切だと感じます。

実は、記憶が妙に具体的だからといって、必ずしも「未練がある」とは限らないのです。

人間には、過去の強烈な体験や印象に残った出来事を、まるで昨日のことのように鮮明に覚えておく性質があります。それは単なる「過去の出来事のデータ」として脳に保存されているだけで、そこに今の恋愛感情が残っているわけではないことがとても多いのです。

また、相手があなたに対して心を開いているからこそ、隠しごとをせずに自分の過去の出来事をそのまま口にしてしまっているという側面もあります。「この人なら自分のどんな過去を話しても受け止めてくれる」という安心感や甘えが、配慮の足りない発言につながってしまっているのかもしれません。あなたを傷つけようとしているのではなく、ただ自分の人生のアルバムをペラペラとめくるような感覚で話してしまっているのですね。

ですが、理由がどうであれ、目の前でそんな話をされたら悲しいですし、モヤモヤした気持ちが消えないのは当然のことです。自分の存在が否定されたような、比較されているような切ない気持ちになりますよね。

そんなときは、一人で抱え込まずに、自分の素直な気持ちを柔らかく伝えてみても大丈夫ですよ。相手を責めるのではなく、「あなたの過去を否定したいわけじゃないけれど、元恋人の具体的な話を聞くとちょっと寂しくなっちゃうんだ」と、あなたの主観的な感情として伝えてみてください。悪気なく話していた相手なら、そこで初めて「あ、自分は相手を不安にさせていたんだな」と気づくことができるはずです。

誰だって、目の前にいる大切な人の一番でありたいと思うのは自然なことです。どうか自分の不安な気持ちを責めないで、優しく受け止めてあげてくださいね。相手の過去ではなく、今あなたと一緒に紡いでいる時間に自信を持って、少しずつ絆を深めていけることを願っています。

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