「私ばかり我慢してる?」パートナーが寝込んだ日にあふれ出す、理不尽さと心の限界

「私ばかり我慢してる?」パートナーが寝込んだ日にあふれ出す、理不尽さと心の限界

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コラム
パートナーが風邪を引いて寝込んでしまうと、途端に家事や育児の負担がすべて自分一人に重くのしかかってきますよね。

熱を出して辛そうにしている相手を目の前にすると、「大変なんだから優しくしてあげなきゃ」と頭ではわかっていても、心のどこかでモヤモヤした感情が芽生えてしまうのは、決してあなたが冷たいからではありません。

普段から二人で分け合っているはずの家事や育児が、一瞬にして片方の肩だけにのしかかるプレシャスな時間や体力のゆとりは、あっという間に削られていってしまいます。

ご飯を作って、洗濯物を回して、子供の面倒を見て、さらに病人の看病までこなす……息をつく暇もないほどの忙しさに、心も体もすり減ってしまいますよね。

本当に心が折れそうになるのは、単に忙しいからだけではないのではないでしょうか。

「じゃあ、自分が体調を崩した時はどうだっただろう?」と振り返った瞬間、胸の奥から込み上げてくる切なさや怒りがあるからこそ、辛いのだと思います。

自分が熱を出して横になっている時、相手はどれくらい自分に寄り添ってくれたでしょうか。

「大丈夫?」の一言も少なく、自分の食事だけを心配したり、普段通りの家事を期待されたり、あるいは不機嫌そうな態度を取られたりした記憶が、走馬灯のように思い出されてしまうこともあるかもしれません。

自分が相手に注いでいる優しさや気遣いが、自分自身には返ってこないという「不条理さ」を感じた時、人は深い孤独感に包まれます。

「なんで私だけがこんなに頑張らなきゃいけないんだろう」「お互い様じゃないの?」という思いが募るのは、ごく自然なことです。

日頃から積み重なってきた小さな不満や我慢が、パートナーの「寝込む」という出来事をきっかけに一気に溢れ出しているだけなのです。

だからこそ、パートナーに対して優しくできない自分や、イライラしてしまう自分を責める必要はまったくありませんよ。

相手を看病しながらも、まずは自分自身の悲しさや悔しさ、疲れて悲鳴を上げている心に寄り添ってあげてください。

完璧に家事をこなそうとせず、レトルト食品に頼ったり、掃除を数日休んだりして、少しでも手を抜く工夫をしてみてくださいね。

あなたはこれまで、本当にたくさんの負担を一人で抱えて、一生懸命に家族やパートナーを支えてきました。

まずはご自身の頑張りをしっかりと認めて、自分自身に「よくやってるよ」と声をかけてあげてほしいと思います。

無理に笑顔を作る必要もありませんし、優しくなれない時は「今は余裕がないんだな」と割り切ってしまって大丈夫です。

あなたが少しでも心を抜いて、ホッと息を吐ける時間が訪れることを、心から願っています。

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