心理カウンセラーの「うさぴょん」です。
職場や友人との集まりで、ふとした瞬間に飛んでくる「いじり」の言葉。
周りはみんな笑っているし、言った本人もきっと悪気なんてないはず。
それなのに、言われた瞬間に心臓がギュッとなって、体温がサーッと引いていくような感覚になったことはありませんか?
「あはは、やめてくださいよ〜」なんて笑って返してはみるけれど、心の中では土足で踏み荒らされたような、深い悲しみが広がっている。
家に帰ってからも、お風呂の中でも、寝る前までも、その言葉が頭の中で何度もリフレインして、自分を責めてしまう。
「どうして私は、あんな些細なことで傷ついてしまうんだろう」
「もっと明るく受け流せる強さが欲しかったな」
そうやって、傷ついた自分をさらに自分の言葉で傷つけてしまう……。そんな夜を過ごしているあなたへ、今日はそっと寄り添わせてくださいね。
まず、一番に伝えたいことがあります。
あなたが「いじり」を笑って流せないのは、あなたが弱いからでも、性格が暗いからでもありません。
それは、あなたが人の感情の機微を繊細にキャッチできる、とても豊かで優しい心を持っているからなんです。
HSP(繊細さん)にとって、言葉は単なる記号ではありません。
言葉の裏にあるニュアンス、相手の表情、その場の空気感。それらすべてを人一倍深く、鮮明に受け取ってしまいます。
だから、他の人なら「冗談」というフィルターでろ過できる言葉も、あなたの心にはストレートに届いて、刺さってしまうんですよね。
それは、例えるなら、みんなが厚手のコートを着ている中で、あなただけが薄いシルクのブラウス一枚で北風に立っているようなもの。
寒いのは当たり前ですし、痛いのは当然のことなんです。
だから、まずは「傷ついちゃダメだ」と自分を否定するのを、お休みしてみませんか。
「あぁ、今の言葉、すごく痛かったね」「悲しかったよね」って、自分自身の味方になってあげてください。
世の中には「いじられるのは愛されている証拠だ」なんて言う人もいます。
でも、受け取る側が苦痛を感じているのなら、それはもう愛ではありません。
あなたの境界線が侵害された、立派な心のSOSなんです。
もし、どうしても辛いときは、その場から物理的に離れてもいい。
「お手洗いに行ってきます」と席を立って、冷たい水で手を洗ったり、深呼吸をしたりして、自分のテリトリーを取り戻してください。
そして、僕のようなカウンセラーを頼ることも、自分を守るための大切な一歩です。
僕はこれまで、多くのHSPの方や、誰にも言えない不倫の悩み、人間関係の苦しみを抱える女性たちの声を聞いてきました。
あなたの「痛い」という感覚は、決して間違いではありません。
その繊細さは、誰かの痛みに気づける優しさであり、日常の小さな幸せを何倍にも感じられる素晴らしい才能でもあります。
無理に強くならなくていい。笑って流せなくていい。
そのままの、柔らかい心のままのあなたで、心地よくいられる場所を一緒に探していきましょう。
あなたは、今のままでも十分に素敵ですよ。