🌟毒親サバイバーの憂鬱 10

🌟毒親サバイバーの憂鬱 10

記事
コラム

ーー 適応 『良い子』のまま大人になる ーー

毒親で苦しむ人(親が毒だと自覚している)
毒親に洗脳される人(親が毒だと気付いていない)
そして、もう一つ。
毒親に適応する人がいる。

何も余計なことを考えない。
親が良いとか悪いとかジャッジしない。
『親とはこういうものだ』
『人間関係とはこういうものだ』
と受け入れてしまう。

毒親の機嫌をうまく取り
毒親を否定せず
毒親に流される。

毒親の機嫌をうまく取り
自分の身を守る。
やがて、親を思い通りに動かす術まで身につける。

それを外でもやる。
相手を選び、どう付き合うか感覚で決める。
媚びるか、対等か、それ以下か。

良い悪いではない。
そういうものだと思っているだけ。
それが『良い子』『良い人』『優れた人間』
だと思っている場合もある。

毒親に褒められる自分こそ
『良い子』だった。

だからそのやり方を外でも続ける。
本人は、それが正しいと思っている。

だから、外でも家の中と同じようにふるまえば
それは『良い子』

他者から見れば
それはいじめかもしれない。
モラハラかもしれない。
パワハラかもしれない。

しかし本人には
『良いこと』をしているつもりだったりする。
優しさだったり
愛だと信じていることさえある。

毒親に適応した人は
他者に嫌がられていても
その理由に気付けないことがある。

他者が傷ついていても
何が相手を傷つけたのか
分からないことがある。

何故なら『良い子』で生きてきたから。
何が間違っているか、分からない。

周りの人がみんな離れて
1人になって初めて自分と向き合う。
そこで初めて
自分の行いと、育つ環境を振り返る。

しかしそこで、自分の生き方を変えられるならいいが
それでもなお、自分の生き方を変えられない人もいる。
何故なら、親にそう育てられたから。
大好きな親に、そう育てられたから。
毒親の弊害だ。

どんなにクソな親でも
子供にとって親は、大好きなのだ。

だから、その親に適応する。
生き延びるために。

それが後になって
自分自身も苦しめ
誰かを傷つけることがある。

良い悪いじゃない。
その人もまた
毒親という環境に適応して
生き延びてきた。


だからといって
傷つけられた人が我慢する必要は
絶対にないけどね。
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