🌟ネズミが空を飛んだら

記事
コラム
1960〜70年代、行動学者ジョン・カルフーンが行った
ネズミの楽園実験、universe25


ネズミに、水も食料も十分で、天敵もいない
“理想環境”を与えたら社会はどうなるのか
という実験。


最初、ネズミたちは順調に増え、共同体も形成された。
しかし個体数が増えるにつれ、異変が起き始める。

子育てを放棄する母親。
意味もなく攻撃的になる個体。
そして、争いにも繁殖にも関わらず
ただ身づくろいをして過ごす雄たち。

カルフーンは彼らを『Beautiful Ones(美しい者たち)』
と呼んだ。

やがて社会性は崩壊し、繁殖は止まり
集団は絶滅した。


興味深いのは、『不足』が原因ではなかったこと。
食べ物も安全も十分にあった。
それでも、役割や関係性が失われた社会は維持できなかった。

これはネズミの実験であり
人間社会をそのまま説明するものではない。
ただ『豊かさだけでは人は満たされない』
という示唆として、今も語り継がれている。
またオカルト界隈では
人類滅亡警鐘として語られることがある。



もしもネズミが『空を飛びたい』
『この楽園の外に出たい』と想像していたら
どうなっていたのだろう?

捕食されることなく安全で
肉体が満たされる食料が十分にあって
健全な肉体を維持できる状態から
今までと違う行動を想像することが出来たなら

不平や不満、恐怖などのストレスではなく
娯楽を想像していたら
例え夢物語でも、何かを想像していたら
ネズミは絶滅しなかったのではなかろうか。

ネズミに想像力があったなら
何かわくわくしていたら
楽園は滅びなかったんじゃないかなって
いつも思うんだ。
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