（213日目）TMネットワーク。
記事コラム
ワイ「ネットワークビジネスってご存知ですか？」
助手「知ってるよ。いわゆるネズミ講でしょ。」
ワイ「よく勘違いされるのですが、ネットワークビジネスとネズミ講は似て非なるものですよ。」
助手「そうなの？なにが違うのよ。」
ワイ「ネットワークビジネスはモノやサービスを販売するもの。かたやネズミ講は金品を配当するものと定義されています。前者は合法、後者は違法なんですよね。」
助手「知らなかった。けど売ってるものが違うだけでしょ？」
ワイ「まぁ、私から見ても同じようなものに見えますけどね。ネットワークビジネス自体は法律に抵触しないので、多くの事業者がやってるワケです。」
助手「ネットワークビジネスでも騙されたって言う人もいるよね。」
ワイ「ビジネスモデルは似たようなものですし。口コミでネットワークという輪を広げて、勧誘してピラミッドを大きくしていけば利益を増やしていくことができますからね。」
助手「うまい話に乗せられてしまう人が多いよね。」
ワイ「私も一度誘われたことありますよ。」
助手「さすが金の亡者。」
ワイ「取引先の人に誘われたんですよね。面白そうだったので行ってみました。」
助手「騙される予感。」
ワイ「とあるマンションの一室に呼び出され、部屋に入ると若い男女が５人ほどいました。」
助手「マンションの一室ってのが怪しさを倍増させてるね。」
ワイ「話を聞いてみたところ、キラキラした目でビジネスの素晴らしさを説いてくれました。」
助手「それで？」
ワイ「とある商品を販売するというものでしたが、話の中心をまとめるとこんな感じでした。
→とても良い商品が揃っている。
→だから口コミでネットワークを広げられる。
→ゆえに一所懸命に働かなくても収入を得られる。」
助手「怪しさ満開だね。それでアナタはどうしたの？」
ワイ「ギラギラした目で入会金を払いました。５０００円だったかな？」
助手「ダメじゃん。」
ワイ「まぁ、１日経ったら熱が覚めたので速攻返金してもらいましたけどね。」
助手「三日坊主ですらなかった。」
ワイ「そもそも簡単に稼げるように説明されましたけど、リスクが高すぎるんですよ。」
助手「どういったところが？」
ワイ「まず商品を購入しなければならない。初めはネットワークを持ち合わせてないので必然的に過剰在庫を抱えることになります。」
助手「家の中がダンボールだらけ。」
ワイ「次に、口コミを広げることは非常に難しいです。よほど口がうまいか人たらしでないと拡大は難しいです。」
助手「アナタ友達いないもんね。」
ワイ「失うものがないのは一つの強みです。」
助手「悲哀感じるポジティブシンキング。」
ワイ「ネットワークを広げられるのは営業マンとしてのセンスが秀でていて実績があればうまくいくかもしれませんが。」
助手「その実績がない人はそもそもハードルが高いってことよね。」
ワイ「ネットワークを広げるだけで労力かかりますから。どこが不労所得なんだと問いたい。」
助手「怠けもののアナタには無理なビジネスよね。」
ワイ「勧誘がうまく行ったとしても、勧誘した相手がさらにネットワークを広げてくれないと収入増加は見込めません。そのフォローやサポートも必要にな目が眩む気が休まる暇が無くなりそうですし。」
助手「アナタって本当面倒臭いの嫌うよね。」
ワイ「そもそも上手い話にはリスクが伴うという当たり前を認識する必要があります。」
助手「入会金を払ったアナタに言われても説得力がない。」
ワイ「リスクを総合判断した結果、翌日目が覚めたのですから結果オーライです。」
助手「自己弁護だけは上手いよね。」
ワイ「アムウェイよりもマイウェイです。」
助手「Get out of my way!!」
ワイ「どういう意味ですか？」
助手「邪魔だからどいて、って意味。」
ワイ「まぁそう言わずに。騙される人の特徴は
→いますぐ収入が必要で判断基準が甘くなってる。
→上手い話に騙されやすい・洗脳されやすいタイプ。
→目先のことに目を奪われ将来リスクを想像できない。
→頼まれごとを断れない良い人タイプ。
が挙げられます。」
助手「気をつけないとだね。」
ワイ「勧誘してくる人間を見抜く力が必要ですよ。『やたらテンションが高い』『夢や理想を語ってくる』『パーリーピーポー』には気をつけた方がいいですね。」
助手「アナタそのものじゃん。」
ワイ「じゃあ私がネットワークビジネスを立ち上げれば上手くいくかもしれませんね。」
助手「牢屋に入れられて終わりだよ。でもなんでタイトルがTMネットワークなのよ。小室さん関係ないじゃん。」
ワイ「(T)とても (M)儲かる ネットワーク(ビジネス)なので。」
助手「儲かるのはピラミッドの上だけだよ。」
