がんばりすぎないで。。

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コラム
こんにちわ。
すずです。

11月ですが暖かさを感じる時間があり、春のようにも感じてしまう気候が続いていますね。
寒いのが苦手な私は過ごしやすくて好きです。


11月は季節の変わり目だからかいろいろなことがありますね。
昨日のことを書かせていただこうと思います。

昨日、私の母を病院につれていくため、電車で入所している老人ホームへ行きました。
母は大鬱病を患い、骨折も繰り返していたので歩くことがままならず、要介護5(一番重いランク)になっています。

コロナの関係でなかなか会えない時が続いたのですが、ちょこちょこ短い時間だけ会うようにしていました。

ちょこちょこ会う時間はあったのですが、昨日は改めて母が弱くなっていることを感じることが多くありました。

車いすは使わず歩くことを意識しているのですが、数ぽ歩くだけで疲れて止まってしまう。。
支えが前は片手だけで支えていれば大丈夫だったのが、両手の支えがほしいといわれたり、
病院につくと何もわからなくて怖いとおびえたり。。

「昔は歩けていたのにね。。なんでこうなっちゃったのかな」

と昨日は何度もいっていました。

母が病気になり今日まで過ごしてきた経緯は、また機会があればお話ししたいと思いますが、改めて母からこの言葉を聞き悲しい気持ちになりました。

母はがんばりやでした。一人ですべてを頑張っているように見えました。
母は助けてと言えない人でした。
何とか自分ひとりでがんばろうとしていました。
がんばってがんばって、、病気になってしまって、、今では好きなことはなく、ただただ便が出るか出ないかをいつも心配する生活をしています。
(便がでた、でないでよく電話がかかってきます)


がんばってきたのに。今いろんなことに心配ばかりしている生活。。


私も人に助けてということが苦手です。できれば自分ひとりで解決してしまいたいと頑張るときも多くあります。
よく本には「人に助けてといっていいんだよ。」「人にやってもらうことも大切」と書かれているものをみることがありますが、私はそれができない。。

「え?」と断られた時の顔やいやいや受け取られたときの顔を見るのが本当に嫌で。頼まなければよかったと思う経験が頭にこびりついて言い出せません。

できることならすべて一人でやってしまいたい。
いまでもそう思っています。

でも、母を見ていると頑張ったのに、頑張って生きてきたのに病気になってしまって楽しい気持ちが持てなくなっている姿をみると何のために生きてきたのか私自身がわからなくなってしまうことがありました。

いろいろ考えていると、私自身きっと自分に自信がないんだと思います。

プライドとかじゃなく、ただただ人の顔色が気になって、嫌われることが気になって頼めない。頼れない。

でもがんばりすぎて、なんで私ばかりと思うようになって、気持ちが沈んで行って体を壊しそうになってこともありました。



体を壊しそうになった、その時くらいからでしょうか。
もう嫌だ。他人なんて関係ない、他人は他人、自分を守れるのは自分だけ。
他人に依存しないで、自分は自分を大切にしようと思うようになりました。(なかばやけくそ気味に(笑))

いままで休暇をとることも、自分の時間を作ることもなんだか恐縮していたときもありました。

でも、他人は助けてくれない。自分が自分を守るために自分をしっかりと見よう!と思い始めたんです。

自分の好きをたくさん見つけて、自分の好きなことをやってあげよう。
自信をもってその時間を罪悪感などを感じることなく過ごせるようにしよう。
もっともっと自分を喜ばせてあげようと。


きっと、みなさんの中にも、自分の好きなことをしていてもなぜか罪悪感がわいてしまう人、何かを優先して自分の好きなものをあきらめている人がいらっしゃると思います。


どうか。どうか。自分を大切にしてください。
どうか。どうか。少しでも自分の好きな時間を罪悪感をいだかずに存分に味わってください。

自分を大切にできるのは自分だけです。
どうか。どうか。がんばりすぎないで。




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