こんにちは、中富です。
なぜコーチングを受けても人生を変えられない方々がいるのか。
理由はとても簡単で、そもそもコーチングは「受ければ人生を変えられるもの」ではなく、クライアントの内なる思想・本音を引き出すものだからです。
人生を変えたいなら、その思想・本音を外に表現していく必要があり、その表現をする役割はクライアントが自分の意思で行っていく必要があります。
コーチングを受けても今までと同じ行動ばかり起こしているようでは(新しい行動を起こすこともありますが)、これまでと同じような人生が作られ続けていくだけです。
例えば「お金持ちになりたい」という願望を持ったクライアントがいたとして、そのクライアントに「お金を稼ぐ方法から増やす方法」を教えたとします。
クライアントも自分がお金持ちになるために取り組むべき作業が分かったとして、そうなったらあとはクライアントが実際に行動を起こしていけば、経済的な豊かさを手に入れていくことができます。
ですがそこで新しい行動を起こさずに今までと同じ行動を取っていたらどうでしょうか。「もっと楽して結果を出す方法はないだろうか」と別の方法を探し続けていたらどうでしょうか。答えはとても簡単で、そのクライアントはお金持ちになることはできません。
このようにコーチングを受けても人生を変えられない(そもそも本人が本気で人生を変えるつもりがない)方々もいます。
基本的にそういったクライアントの相手はしないほうがよかったりします。
確かに目先の利益を見れば、クライアントは多いほうが利益が出るのかもしれませんが、そういった「自分で新しい行動を起こせない方々」を相手にしていくと、面倒なクレームを言われたり、自分のコーチングビジネスの評判を落とすことになったりします。
そうなると長い目で見れば損失のほうが大きくなるので、そういった理由からそういった顧客は相手にしないほうが良かったりします。
人生を変えるためにコーチングを利用するときは、「行動は自分が起こすもの」という当たり前のことを理解しておくことが大切です。
コーチングはあくまで新しい考え方を見つけるためのもの、起こす行動をアドバイスしてもらうためのもので、人生を変えるために実際に行動を起こしていくのはクライアントです。
というかコーチはクライアントの人生を代わりに生きることができません。なのでクライアントが人生を変えるためには、クライアントが新しい行動を起こしていくしかありません。クライアントが行動を起こさなければ、クライアントの人生は変えられないのです。
ここまで読んでもらえれば、今日の記事の題名に書いてある「コーチングを受けても人生を変えられない理由」は分かってもらえたのではないでしょうか。
コーチングは「受ければ人生を変えられるもの」ではありません。
コーチングは「コーチングを通して学んだ知識を利用していくことで人生を変えられるもの」です。
この違いを理解しておくことがコーチング後の結果を左右するものになります。
では、これで今回の記事は終わりにします。
次回の記事もお楽しみに。
中富一花
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