日曜の夕方、17時。
洗濯物をたたみながら、あの日の自分の声が頭の中で再生されます。
「もういい。好きにすれば」
言った瞬間に、言いすぎたと分かっていました。
それでも引っ込みがつかず、彼が部屋を出ていく背中を、ただ見送ってしまった。
あれから三か月。
連絡先は消していません。
彼のアイコンも、そのままです。
「謝れば、まだ間に合うかもしれない」
「でも、もう忘れたいと思われていたら」
送信ボタンの上で、指が止まったまま季節が変わっていく。
そんな三か月を過ごしておられた女性(Sさん・30代後半)のお話をさせてください。
謝りたいのに、謝れない理由
ご相談にお越しになったとき、Sさんはこうおっしゃいました。
「悪いのは私なんです。それなのに、連絡する勇気が出なくて」
きっかけは、些細な行き違いだったそうです。
彼が約束の時間に遅れ、その日たまたま仕事で疲れていたSさんは、思った以上に強い言葉をぶつけてしまった。
彼は言い返さず、ただ黙って帰っていきました。
「あの人は、怒ると黙る人なんです。それが怖くて、追いかけられなかった」
霊視でSさんを拝見しますと、胸の中央に、固く結ばれた結び目のようなものが視えました。
謝りたい気持ちと、拒まれる恐れ。
その二つが絡み合い、どちらにも動けなくなっている状態です。
私は目を閉じ、白龍神様をこの身に降ろし、彼の魂がこの三か月をどう過ごしてきたのかを霊視いたしました。
白龍神様が視せた「彼もまた、同じ場所で止まっていた」
視えてまいりましたのは、意外な光景でございました。
彼もまた、三か月前のあの日から動けずにおりました。
彼の中にあったのは怒りではなく、「あの時きちんと話を聞けなかった」という後悔でした。
黙って帰ったのは、自分が感情的になりそうだったからです。
そして日が経つほどに、「今さら連絡しても、迷惑ではないか」という遠慮が積もっていきました。
「この二人は、同じ橋の両端で、互いが渡ってくるのを待っている」
白龍神様は、そのように告げられました。
どちらも相手を拒んではおらず、どちらも先に動く勇気を欠いている。
そして白龍神様は、こうもお示しになりました。
この縁は、長い謝罪や説明を必要としていない。
むしろ、長い文章を送るほど、相手は構えてしまう、と。
「Sさん、謝罪の言葉を練るのをおやめなさい。必要なのは、短い一行でございます」
私はそうお伝えし、送る時期の目安と、相手が受け取りやすい言葉の長さをお渡しいたしました。
「元気にしてる?」から始まった、二度目の関係
Sさんが送られたのは、たった一行でした。
『元気にしてる? あのときは、言いすぎてごめんね』
返信は、その日のうちに届いたそうです。
『こっちこそ、ちゃんと聞かなくてごめん。ずっと気になってた』
拍子抜けするほど、あっさりとした再開でした。
それから数回の食事を重ね、二人は以前の関係に戻られました。
ただ、Sさんは以前と違うことを一つだけ決めておられます。
疲れている日は、その日のうちに「今日は余裕がない」と先に伝えること。
『同じ別れ方を繰り返さないために、言葉を先に出すようにしました』
現在は、以前より落ち着いたお付き合いが続いているとうかがっております。
沈黙が長引くのは、相手が怒っているからとは限りません
喧嘩別れのあとの沈黙を、多くの方は「拒絶」と受け取ってしまわれます。
けれど霊視でまいりますと、相手の側にも「今さら連絡しづらい」という遠慮が積もっていることが、とても多くございます。
どちらも動けないまま時間だけが過ぎると、縁はやがて細くなってまいります。
相手の今の状態を知り、触れてよい時期を選ぶことで、短い一言でも流れは動きやすくなってまいります。
「彼が今、私のことをどう思っているのかを知りたい」
「連絡してよい時期かどうかを見極めたい」
「どのような言葉なら、受け取ってもらえるのかを知りたい」
送信ボタンの前で、今日も指を止めてしまったあなたへ。
その後悔を、私に預けてみませんか。
龍神霊視によって彼の本心と縁の今の形を紐解き、あなたが一歩を踏み出せるところまでお導きいたします。
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