金曜の夜、19時。
街のショーウィンドウに、もう冬の飾りが並び始めていました。
毎年この時期になると、胸が重くなります。
十一月の終わりから一月の半ばまで。
彼とはほとんど会えなくなるからです。
家族の予定、親戚の集まり、年始の挨拶。
彼には彼の、動かせない暮らしがあります。
「分かってはいるんです」
「でも、今年もまた一人なんだと思うと」
去年の大晦日、誰にも言えずに泣いたことを思い出す。
そんな季節を前にしておられた女性(Sさん・40代前半)のお話をさせてください。
「会えない期間に、気持ちが切れてしまう気がする」
ご相談にお越しになったとき、Sさんが恐れておられたのは、寂しさだけではありませんでした。
「離れている間に、彼の中で私の存在が薄れてしまう気がして」
彼とは三年目。
普段は週に一度、短い時間でも会えているそうです。
それが一か月以上も途切れると、関係そのものが消えてしまう気がする。
「去年は耐えきれなくて、年末に何度も連絡してしまって。それで彼を困らせました」
霊視でSさんを拝見しますと、Sさんの気は、彼のいる方角へ強く引っ張られておりました。
会えない時期に不安が募ると、その引っ張りはさらに強まってまいります。
そして強く引く手は、相手にとって重さとして伝わりやすくなってまいります。
私は目を閉じ、白龍神様をこの身に降ろし、おふたりの縁と、この季節の流れを霊視いたしました。
白龍神様が示された「冬に枯れる木は、根を伸ばしている」
白龍神様がお示しになったのは、葉をすべて落とした一本の木でした。
地上からは、枯れたように見えます。
けれど地中では、根が静かに、確実に伸びておりました。
「冬に枯れる木は、死んでおらぬ。見えぬところで根を伸ばしているのだ」
白龍神様は、そのように告げられました。
会えない時期に縁が切れるかどうかを決めるのは、会えない日数ではございません。
その期間を、どのような気持ちで過ごすかでございます。
不安のまま待てば、再会したときに責める言葉が先に出てまいります。
穏やかに過ごせば、再会したときに相手のほうが「会いたかった」と口にしやすくなります。
そして白龍神様は、彼の内側もお示しになりました。
彼もまた、この時期に連絡が取りづらくなることに後ろめたさを抱えておられました。
「Sさん、この冬は、彼を待つ季節ではなく、ご自身の根を伸ばす季節となさいませ」
私はそうお伝えし、会えない期間の過ごし方と、気持ちが乱れやすい日の整え方をお渡しいたしました。
大晦日に送らなかった一通と、年明けの変化
Sさんは年末年始、彼に連絡することをやめられました。
代わりに、以前から行きたかった温泉に一人で出かけ、初詣も友人と済ませたそうです。
大晦日の夜、送ろうとした長い文章は、書いたまま送らずに消されました。
そして年が明けて数日後、彼のほうから連絡が届きます。
『今年もよろしく。年末、寂しい思いをさせてごめん。会えないか』
再会したとき、彼は驚くほど穏やかだったそうです。
Sさんが責めなかったことで、彼のほうから正月の様子や、これからのことを話してくれた。
『会えない時間に、関係が切れると思い込んでいました。むしろ、深まることもあるんですね』
会えない季節は、関係の質が現れる時期でもあります
年末年始やお盆のように、どうしても会えない期間は必ず訪れます。
その時期をどう過ごすかで、関係の流れは変わりやすくなってまいります。
不安を相手にぶつけてしまえば、相手は距離を置きやすくなります。
ご自身の時間を整えられれば、相手のほうから戻りやすくなります。
どちらに転ぶかは、お二人の縁の質と、今の流れによっても変わってまいります。
「彼が私をどう思っているのか、本当のところを知りたい」
「会えない期間を、どう過ごせばよいのかを確かめたい」
「この関係が、これからどこへ向かうのかを見極めたい」
街の飾りを見るたび、胸が重くなるあなたへ。
誰にも言えないその寂しさを、私に預けてみませんか。
龍神霊視によって彼の本心と、おふたりの縁の流れを紐解いてまいります。
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