ブランドが迷走するとき、起きている“内部のズレ”

ブランドが迷走するとき、起きている“内部のズレ”

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デザイン・イラスト
「方向性が定まらない気がする」
「施策を変えても、手応えが続かない」
「ロゴや表現を変えたのに、なぜかしっくりこない」
こうした違和感が出ているとき、
多くの場合、原因は外ではなく“内側”にあります。
ブランドが迷走するとき、必ず起きているのが
内部のズレです。

社内で言葉の意味が揃っていない状態

「うちらしさ」
「大事にしている価値」
「目指している方向性」
一見、同じ言葉を使っているようで、
人によって意味が微妙に違っている状態は珍しくありません。
・ある人は「スピード」を重視している
・ある人は「丁寧さ」だと思っている
・ある人は「挑戦的」であるべきだと感じている
言葉が共有されているようで、
意味が共有されていない。
この状態では、
どんな判断もバラつき始めます。

判断がバラバラになると、ロゴもブレる

ブランドは、ロゴやデザインだけで作られるものではありません。
・どんな仕事を引き受けるか
・どんな表現を選ぶか
・どこまでやって、どこでやめるか
日々の判断の積み重ねが、
そのままブランドの輪郭になります。
内部で判断軸が揃っていないと、
ロゴ制作の場面でもこうなります。
・「もう少し尖らせたい」という意見
・「いや、無難な方がいい」という意見
・「前と変わらない気がする」という不安
結果、
誰の判断でもない、
中途半端なロゴが出来上がってしまう。
ロゴがブレているのではなく、
判断の前提がブレているのです。

ブランドは「共通言語」である

強いブランドを持つ組織ほど、
難しい言葉を使いません。
その代わり、
・判断するときの基準
・迷ったときに立ち返る考え方
・「これは違う」と言える共通感覚
こうした“共通言語”が、
内部にしっかり存在しています。
ブランドとは、
外に向けたメッセージであると同時に、
内側の人たちが同じ方向を見るための言語でもあります。

ロゴは、ズレを整えた結果として現れる

ロゴを変えたいと感じたとき、
見直すべきなのは、まず内部です。
・同じ言葉を、同じ意味で使えているか
・判断の基準は、言語化されているか
・迷ったときに戻れる軸はあるか
これらが揃ったとき、
ロゴは自然と「しっくりくる形」に近づいていきます。
ロゴは、ズレを隠すためのものではありません。
ズレを整えた“結果”として現れるものです。

最後に

ブランドが迷走していると感じるとき、
外向きの施策を増やす前に、
一度、内側の言葉を揃えてみてください。
判断が揃い、
意味が共有され、
共通言語が生まれたとき。
ブランドは、
無理に引っ張らなくても、
自然と前に進み始めます。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
ロゴは企業のためだけのものではありません。
サービスを提供する一人ひとりが、
「どう在りたいか」「どう覚えてもらいたいか」を
静かに積み上げていくためのものでもあります。
筆者はココナラにて、
ロゴ制作を中心としたブランディングサービスを提供しています。
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