ホームページを何年も更新せずに使い続けていませんか?
WordPressで制作されたホームページは、公開して終わりではありません。
WordPress本体やPHP、プラグインなどは定期的に更新されており、古い環境のまま運用を続けると、セキュリティ上のリスクが高まる場合があります。
今回は、当社が実際に対応したWordPressのハッキング被害と、その復旧事例をご紹介します。
ホームページが改ざんされ、知らないECサイトへのリンクが大量に
あるお客様から、ホームページがハッキングされたとのご相談をいただきました。
確認すると、ホームページ内に不審なECサイトへのリンクが埋め込まれており、Googleの検索結果にも不正なURLが登録されている状態でした。
警察からもサイトの修正を求められるなど、早急な対応が必要な状況でした。
WordPressもPHPも更新できない状態
サイトを調査すると、WordPressの無料テーマ「Simplicity」が使用されていました。
WordPress本体やPHPも古く、使用しているテーマやプラグインとの互換性の問題から、簡単には最新版へ更新できない状態でした。
さらに、お問い合わせフォームに使用されていたContact Form 7も古いバージョンのままで、大量の迷惑メールが届いていました。
もちろん、古いテーマを使用していることだけがハッキングの原因とは限りません。
しかし、WordPress本体やプラグインを安全に更新できない環境は、セキュリティ対策を行ううえで大きな問題となります。
実際に行った復旧対応
今回の復旧作業では、レンタルサーバーのサポートとも連携し、以下の対応を行いました。
・サーバー内の不正ファイルの除去
・お問い合わせフォームの変更
・reCAPTCHAによる迷惑メール対策
・既存環境と互換性のあるセキュリティプラグインの導入
・Googleにインデックスされた不正URLの削除申請
Contact Form 7は、最新版を導入しようとしても既存環境との互換性の問題があり、そのまま使用することができませんでした。
そのため、別のお問い合わせフォームに変更し、迷惑メール対策も実施しました。
これらの対応により、無事にホームページを復旧することができました。
復旧できても、古いWordPressの問題が解決したわけではない
今回のように、古い環境でも応急的な復旧やセキュリティ対策ができる場合があります。
しかし、不正ファイルを削除してホームページが正常に表示されるようになったとしても、古いテーマやシステムの問題まで解消されたわけではありません。
特に注意したいのは、次のような状態です。
・WordPress本体を最新版に更新できない
・PHPを新しいバージョンに変更できない
・プラグインを更新すると表示や機能が壊れる
・テーマの開発やサポートが終了している
このような環境では、今後もセキュリティ対策や機能の追加に制約が生じる可能性があります。
最新のWordPressに対応していないテーマはリニューアルも検討しましょう
ホームページは、見た目に問題がなければ、そのまま使い続けても大丈夫だと思われがちです。
しかし、制作から何年も経過したサイトでは、内部のシステムが古くなっていることがあります。
すべての古いホームページをリニューアルする必要はありません。
現在のテーマが適切に更新されており、WordPressやPHPの新しいバージョンにも対応できるのであれば、そのまま運用を続ける選択肢もあります。
一方で、テーマが長期間更新されていない、最新のWordPressに対応していない、PHPの更新もできないといった場合は、リニューアルを検討するタイミングだと考えています。
当社でも、既存サイトの修正やセキュリティ対策をご相談いただいた際には、現在の環境を確認し、部分的な改修で対応できるのか、リニューアルした方がよいのかをご提案しています。
ホームページのリニューアルもご相談ください
合同会社エニーウェイでは、WordPressを使用したホームページの新規制作・リニューアル・保守管理に対応しています。
「現在のWordPressが古いと言われた」
「テーマが古くて更新できない」
「制作会社と連絡が取れなくなった」
「ホームページのセキュリティが心配」
このようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
現在のホームページの状況を確認し、必要な対応をご提案いたします。