こんにちは南仙台の父です。
泥沼化するイラン情勢は中間選挙が近づく米国だけでなく、イランにも大
きな痛手となっています。
長引くことによってインフレの影響も加速しており、米国では共和党が選
挙で苦戦する状況も伝えられています。
果たして米国はイランから手を引くことになるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、吊るされた男のカードの正位置が出ています。
吊るされた男のカードの正位置は忍耐や試練、抑制や妥協といった意味が
あります。
簡単には手を引くことはできそうにありません。
最初に手をかけた動機が米国の国益ともいえず、米国内の福音派の支持や
イスラエルとの関係といった問題だけでなく、オバマ政権時以上での核合
意を目指すというトランプ政権の思惑がありました。
その結果として原油価格の上昇や支持層への燃料供給問題での疑念といっ
た問題に直面したことは手痛い問題になりました。
サウジアラビアを中心とした中東の力関係も大きく変化しており、宗派間
の抗争による戦闘まで発生し、小さな火種が大きな問題に発展してしまっ
たことは想定外だったに違いありません。
米国内の反対論も強まる中で手を引かざるを得ない状況も迫っており、選
挙の結果いかんでは決断を早める状況も選択肢になります。
ロシアや中国も強く関与できない状況がある中で、一度バランスを崩した
中東の力関係は簡単に元に戻るものでもありません。
長期化する問題の中で忍耐と次から次に訪れる試練に対応せざるを得ない
ことになります。
次の政権まで解決が持ち越されることになり、その間は一進一退の状況で
妥協や抑制が求められる、厳しい状況が続くことになります。
次に環境条件ですが、隠者のカードの逆位置が出ています。
隠者のカードの逆位置は閉鎖性や消極的、無計画や誤解、邪推や崩壊とい
った意味があります。
慎重に事を構えることがこれから重要になりますが、一番の懸念点はイス
ラエルの動きとなります。
福音派などの強い宗教観念を持つグループとそうではないグループとの対
立も起き、イランへの対応には大きな課題が立ちふさがります。
イラン単独ではなくフーシ派の動き、さらには対立グループを含めたモザ
イクのような力関係、サウジアラビアやトルコといった地域大国の思惑と
いった複雑な環境の中で、あちらを立てればこちらが立たないといった争
いも激化していきます。
中期的な収束や撤退を綿密に立てた上で変化にも迅速に対応できる状況を
冷静に構築しない限り、手を引くことも許されなくなります。
少なくとも中東では米国内で通用するはったりも効きません。
素人ではなく専門家によるチーム編成での中期的な解決が重要となり、次
政権でもこのチームが継続するような状況を構築しない限りはうまくはい
かないでしょう。
常にテロのリスクに囲まれる状況も想定されるだけに、慎重かつ狡猾な対
応をしない限りは更に泥沼化していくことになるでしょう。