前回に引き続き下記キットの作業進捗についてレポートいたします。
メーカー:コトブキヤ
キット名:メガミデバイス SOLラプター
製作コース:素組みコース(スミ入れ、デカール貼り付けのオプションあり)
今回は最後の工程であるデカール貼り作業についてご報告いたします。
1. デカールの切り分け
当キットの付属デカールは水転写式です。
水転写式デカールはプラパーツとの境目が目立ちにくく、綺麗な仕上がりになりますが、その反面破れやすく、貼り付けには細心の注意が必要となります。比較的小さいデカールの場合は一般的な手法で安全に貼り付けることができますが、大きいサイズのデカールは位置調整の際に破れる危険性も高いです。そのため、私は安全性を優先して、下写真のようにデカールを目印になる箇所で切り分けて、後で繋げるように貼り付けます。
当キットでは翼に貼り付けるデカールのうち1種類だけ細長いものがあります。それを下写真のように切り分けます。
その他のデカールについても、デカールを台座シートからシートごと切り取ります。
2. デカール貼り
デカールの切り分けが終わったら、次はそれらを各パーツに貼り付けます。
水転写式デカールは以下の流れで1枚ずつ貼り付けます。
1. 貼りたいデカールを周囲数ミリメートル分余白を開けるように台座シートごと切り取る。
2. 貼り付けたいデカールを台座シートごと水に付ける。
3. 水に付けたデカールをキッチンペーパーなどの上に置き、余分な水分を取り除き、デカールが台座シートから離れるまで待つ。
4. 爪楊枝などで、デカールの端をつつき、デカールが台座シートからスライドすることを確認する。
5. 対象のデカールを台座シートから滑らせるように動かして、貼り付けたいパーツの上に乗せる。
6. 爪楊枝などでデカールを貼る位置を調整する。
7. 位置を調整したら、綿棒でデカールを軽い力で押し当てて、デカール下の水分を押し出す。
実際に前工程で切り分けたデカールを貼り付けたパーツは下記のように仕上がります。
同じ要領で他のパーツも貼り付けていきます。
3. トップコート
水転写式デカールは破れやすく、糊の定着力も一般的なシールと比較して弱いです。
そのため、最後にデカールがパーツを触った拍子で剥がれ落ちたりしないように、パーツ全体の上からトップコートを吹きかけて、念のための補強を行います。
今回は、素組みしたパーツへデカールを貼り付けたため、もともとのパーツのプラスチックな質感に一番近い半光沢のトップコート(水性)を吹きます。
4. 本組立
各パーツにトップコートを吹きかけて乾燥させたら、パーツを組み立てて完成です。デカールを貼り付けたことで各パーツの情報量が増えて、よりメカっぽい雰囲気が増しました。
これで、当キットの製作は完成となります。こちらのキットを依頼主様に納品いたします。
懐空工房ではプラモデルの製作代行を承っております。
ご要件に応じてお値段も調整させていただきますので、お気軽にご相談ください。