断ったあとに罪悪感が残る人へ、優しさと無理を分ける考え方

断ったあとに罪悪感が残る人へ、優しさと無理を分ける考え方

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コラム
 誘いを断ったあと、送った返事を何度も読み返してしまうことはありませんか。自分にも都合があったのに、もう少し頑張れば行けたかもしれないと考えて、休むはずの時間まで落ち着かなくなる。相手との関係を大切にしたいからこそ、断ったあとの反応は気になりますよね。それでも、毎回自分の予定や疲れを後回しにしていたら、付き合いを続けることが苦しくなってしまいます。

空いている日は、頼まれごとを引き受ける日ですか

 頼ってもらえるとうれしいですし、できれば力になりたいですよね。でも、その気持ちがあっても、時間や体力が足りない日はあります。手伝えない日があるだけで、冷たい人になるわけではありません。たとえば、休むつもりの日に用事を頼まれたとします。予定表は空いていても、やっと取れた休息の時間かもしれません。用事が入っていない時間を、すべて誰かのために使える時間として考えなくてもよいのです。

 引き受けるとしたら、食事や睡眠、先にしていた約束のどこにしわ寄せが来そうでしょうか。そこまで考えてみると、予定表だけでは分からない忙しさにも気づけそうです。できるときに、できることを丁寧にする。そんな優しさもあります。無理を重ねずに関われることは、これからも相手を大切にするために必要なことではないでしょうか。

相手の反応までは決められません

 自分には断る理由があると分かっていても、相手の返事が短いと、怒らせたかもしれないと気になりますよね。けれど、文面だけでは相手の気持ちは分かりません。忙しくて短く返した可能性もありますし、残念に思っていても、こちらの事情は理解しているかもしれません。

 声をかけてくれたお礼を伝え、引き受けられないことをはっきり返す。こちらにできるのは、まずそこまでです。相手が少しも残念に思わない返事を探すのは、なかなか難しいものですよね。気になったときは、実際に言われたことと、自分が想像していることを分けてみましょう。返事が短かったという出来事に、もう嫌われたという結論を急いで足さなくても大丈夫です。

 もちろん、言い方がきつかったと気づけば、その部分は謝れます。伝え方を見直すことと、無理なお願いまで引き受け直すことは、分けて考えてよいのです。

また会いたいからこそ、無理をしない

 断るときは、誘ってもらえてうれしい気持ちと、今回は休みたい事情を短く伝えてみてください。理由をいくつも足して説明し尽くさなくても大丈夫です。また会いたい気持ちと余裕があるなら、来月なら会えそうです、30分ほどお茶をするのはどうですか、と別の形を提案してもよいですね。ただ、断った埋め合わせとして、次の約束を急いで作る必要はありません。予定が分からないときは、分からないまま伝えて構いません。

 そして、自分が誘ったときに相手から断られても、その都合を同じように大切にしたいですね。どちらも断れることが、無理のない付き合いにつながります。もし、断るたびに責められたり、何度説明しても押し切られたりするなら、会う頻度や頼まれごとの受け方を見直してみてください。長く付き合うためにも、自分だけが我慢し続けない形を探してよいのです。

 断ったあとに罪悪感が残っても、それだけで返事が間違っていたとは限りません。相手を大切に思う気持ちと、自分の暮らしを守りたい気持ちは、どちらも大切にしてよいのです。気持ちよく会うために、今は休む。そんな選び方もあります。自分にも相手にも都合があると認めながら、無理なく続けられる頻度を考えていけたらよいですね。

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