■ 「干合の二人は、相性が悪いのですか」
日干が干合の二人は相性がいい、とどこかで読んだ。それなのに一緒にいると、どうも噛み合わない日がある。干合って本当はいい組み合わせなのかなと、ちょっと疑いたくなりますよね。
先にお伝えすると、干合は相性を点数で決める印とは違います。性質の離れた二人が結びつく形を表しています。
■ 干合は五つの組だけ
干合になるのは甲・己、乙・庚、丙・辛、丁・壬、戊・癸の五組です。お二人の命式の日柱の上の字を並べれば確かめられます。
日柱は六十通りあるので、二人の組み合わせは3,600通り。全部数えると、日干が干合になるのは十組に一組でした。
■ 結ぶ二人は、相手の見え方が違います
五組とも陽の干と陰の干の組み合わせです。甲・丙・戊・庚・壬の側から見ると、相手は正財にあたります。大事に抱えておきたい相手です。乙・丁・己・辛・癸の側に立てば、相手は正官です。近くにいるだけで、自分をきちんとさせたくなる相手です。
片方は守ろうとして、もう片方は相手に合わせて整えようとする。同じように大切にしていても、気持ちの向きが違うんです。噛み合わない日はたいてい、この向きのずれが出ている日だと私は読んでいます。
■ 日柱の下の字も並べてみてください
日柱の下の字(日支)は、家にいるときの自分を表します。干合の二人の日支を全部の組み合わせで数えたところ、ぶつかり合う冲の組はひとつもありませんでした。陽の干には陽の支、陰の干には陰の支しか乗らないからです。
かわりに、支合という結び合う組が六組に一組あります。害という組も六組に一組です。干合で支合の二人は上の字も下の字も結ぶ形で、天地徳合と呼ぶ流派もあります。干合で害の二人は、外では息が合うのに家の中で小さな行き違いが起きやすい形です。残りの三分の二はどちらでもない組でした。
■ 相性は、日柱だけでは決まりません
干合は二人を見る材料のひとつです。年や月の柱、それに西洋占星術の金星と火星まで合わせると、同じ干合の二人でも出方はずいぶん違ってきます。干合だから安心とも、干合なのにうまくいかないから駄目とも言えません。
■ 相性鑑定でお伝えしていること
私の相性鑑定は、点数で合う合わないを決める形にしていません。お二人の向きがどこで違っていて、どこで結び合っているのか。それを占術を重ねて確かめてから書いています。
お二人の干合が、暮らしのどこで結んでいてどこで行き違っているのか。一度、確かめてみませんか?