■ 「何をやっても長続きしません」
始めたときは、やる気があった。それなのに、気づくと手が止まっている。手帳も、運動も、勉強も、いつも同じあたりで止まってしまう。そんなご自分を、意志が弱いと責めていませんか。
先にお伝えすると、続かないことは、意志の弱さとは限りません。私の鑑定で見ているのは、その方が「どういう形なら続くのか」です。形が合っていないだけ、ということがとても多いと感じています。
■ 続く形は、人によって違います
一人で黙々と進めるほうが続く方がいます。誰かと約束すると続く方もいます。締め切りが決まってから力が出る方も、毎日少しずつのほうが合う方もいます。
どれが優れているということはありません。合わない形で始めると、途中で止まります。そして止まった理由が、自分の性格のせいに見えてしまいます。だから次に始めるときも、また同じ形を選んでしまう。これが、いちばんもったいないところです。
■ 力には、波があります
四柱推命に、十二運(じゅうにうん)という見方があります。これは、生まれた日を表す文字が、十二支のどの場所にあるかで、力の強さを見るものです。人の一生になぞらえて、十二の段階に分けます。
勢いの出る段もあれば、力を蓄える段もあります。ずっと同じ強さで走り続ける形の方は、むしろ少ないのです。波があることが分かると、止まっていた時期を失敗として数えずにすみます。蓄える段に、勢いの段と同じやり方を自分に課していた、という方もいらっしゃいます。
■ 安心して続く条件は、月に出ます
西洋占星術では、月を、気持ちが落ち着く形として読みます。月の星座と、月が図のどのあたりにあるかで、続くときの条件が変わります。
一人の時間が要る方。誰かと一緒だと続く方。書いて残すと続く方。月は、毎日の癖に近いところを表します。月がどのあたりにあるかは、生まれた時刻が要ります。分からない場合は、星座だけで読みます。
■ 楽しみの置き場所も見ます
紫微斗数の福徳宮は、心の楽しみや、満足の置き場所を表す部屋です。ここが細い形の方が、義務だけで続けようとすると、消耗が早くなります。
先に楽しみを置いたほうが長く続く、という形の方もいらっしゃいます。「楽しんでいる場合ではない」と考える方ほど、この部屋を見ていただきたいと思っています。
■ 最後に置く四つは、その方の形に合わせます
仕組みを変えるものを二つ、明日からできる小さなことを二つ。どれも、読み解きで見えたその方の形に、一つずつ対応させています。
全部を一度に始めなくて大丈夫です。続かなかったことは、失敗ではありません。合う形に、まだ出会っていないだけだと、私は思います。
鑑定では、生まれた日と、分かる方は時刻と場所も使って、三つの占術を重ねます。お申し込みの欄に「続け方のこと」と書き添えてください。そこを軸に読み、最後の四つも、そこに合わせて選びます。