問い合わせフォームが届かない?今日できる確認7つ

問い合わせフォームが届かない?今日できる確認7つ

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ビジネス・マーケティング
「ホームページはあるのに、問い合わせが来ない」。
その原因が、デザインや集客ではなく、問い合わせが「届いていない」ことにある場合があります。お客様は送ったつもりなのに、会社には届いていない。この状態は、外から見ても中から見ても、なかなか気づけません。

この記事では、専門知識がなくても今日できる確認を7つにまとめました。上から順に進めれば、ひと通り確かめられます。

この記事でわかること
・問い合わせが「来ない」のか「見えていない」のかの見分け方
・送信テストで見るべき3つの点
・メールが届かない典型的な原因と、業者に確認すべきこと

1. 自分で送信テストをする

まずは、自社のフォームから1回送ってみてください。見るのは次の3点です。
・送信したあと、「送信しました」などの完了画面が出るか
・会社の受信メールに、通知が届くか
・入力したメールアドレスに、お客様向けの自動返信が届くか

スマホとパソコンの両方で試してください。入力するメールアドレスは、会社のアドレスではなく、個人のGmailなど別のものがおすすめです。お客様と同じ条件で確かめられるからです。

2. 「送信しました」は、届いた証拠ではない

注意したいのは、完了画面が出ても、メールが届いたとは限らないことです。
WordPressの公式の技術資料にも、送信の処理が成功したことは、相手がメールを受け取ったことを意味しない、という趣旨の説明があります。フォームの部品として広く使われている「Contact Form 7」の公式FAQでも、完了の表示は送信の処理が成功しただけで、そのあと迷惑メールの判定などで消えてしまうことがある、と説明されています。

確かめるべきは「画面」ではなく「受信箱」です。

3. 迷惑メールフォルダを確認する

通知が見当たらないときは、迷惑メールフォルダを「お問い合わせ」やフォームの件名で検索してみてください。Gmailの場合、迷惑メールフォルダのメールは30日たつと自動で完全に削除されます(Gmailのヘルプより)。ときどき見ておかないと、気づく前に消えてしまいます。

Wixのフォームを使っている場合は、管理画面の「フォーム・回答内容」に送信内容が自動で保存されます。スパムと判定されたものは「スパム」のタブに30日間表示されたあと削除されるので、こちらもあわせて確認してください。

4. 通知先のメールアドレスが今も使われているか

意外と多いのが、通知の送り先が「退職した人のアドレス」や「今は誰も見ていない古いアドレス」のままになっているケースです。フォームの設定画面で、送り先を確認してください。
・送り先は、毎日必ず誰かが見るアドレスになっているか
・転送の設定で、どこかに転送されたまま埋もれていないか
・受け取る人が1人だけで、休みの日に止まってしまわないか

送り先を2人以上にしておくと、見落としが減ります。

5. 送信元の設定(SPF・DKIM)を業者に確認する

ここは少し専門的ですが、問い合わせが急に来なくなったときに特に大事なところです。

Gmailは2024年2月から、個人用のGmailアドレスあてにメールを送るすべての送信者に、SPFまたはDKIMという「送信元を証明する設定」を求めています。1日に5,000通を超えて送る送信者には、DMARCなどの設定も必要です。2025年11月からは、ルールに合わないメールへの対応が強化されています(Gmailヘルプ「メール送信者のガイドライン」より)。

フォームのメールが自社のドメイン(info@〜など)から送られているのに、この設定がないと、迷惑メール扱いや受信拒否の原因になります。特に影響を受けやすいのは、お客様のGmailに届く自動返信や、通知の送り先が個人のGmailになっている場合です。

自分で直す必要はありません。制作会社やサーバーの管理者に「フォームから送られるメールの送信元に、SPFとDKIMは設定されていますか」と聞けば十分です。

6. スパム対策が、お客様の送信まで止めていないか

迷惑な送信を防ぐために、reCAPTCHA(リキャプチャ)などの仕組みを入れているフォームは多いと思います。これ自体は大切ですが、設定が厳しすぎると、普通のお客様の送信までスパムとして扱われることがあります。

たとえばContact Form 7では、reCAPTCHA v3の判定スコアが基準(初期値は0.50)を下回る送信をスパムとして扱います。公式のFAQでは、基準を変える前に、まず実際の判定の傾向を確かめることが勧められています。

「問い合わせが減った時期」と「スパム対策を入れた・変えた時期」が重なっていないか、確かめてみてください。

7. スマホで最後まで入力できるか

届く・届かない以前に、「送るところまでたどり着けない」こともあります。

総務省の令和7年通信利用動向調査では、インターネットを使う機器として「スマートフォン」を挙げた人が74.3%で、「パソコン」(45.6%)を大きく上回っています。お客様の多くは、スマホから問い合わせようとしていると考えたほうが自然です。

スマホで、次の点を確かめてください。
・入力項目が多すぎないか(最初は、名前・連絡先・内容だけでも足りることが多い)
・エラーの表示が分かりにくくないか(どこを直せばいいか分かるか)
・電話番号や郵便番号の入力で、つまずく形になっていないか
・送信ボタンが見つけやすい場所にあるか

業者に相談するときに伝えること

送信テストで問題が見つかったら、制作会社や管理者に連絡するときに、次の5つを伝えると原因を早く調べてもらえます。
・テストで送った日時
・入力したメールアドレス(どの種類のアドレスか)
・完了画面が出たかどうか
・通知と自動返信が、それぞれ届いたかどうか
・迷惑メールフォルダに入っていたかどうか

「届かないみたいです」だけでは、調べる側も手探りになります。テストの結果をそのまま伝えるのが一番の近道です。

届いた問い合わせを「2か所」に残す

最後に、同じことを繰り返さないための工夫をひとつ紹介します。問い合わせを、メールだけでなく、もう1か所に残しておくと安心です。

WordPressのContact Form 7は、標準では送信内容をどこにも保存しません。同じ作者の無料プラグイン「Flamingo」を入れると、送信内容をサイトの中に保存できます。Wixのフォームは、管理画面に自動で保存されます。

メールが届かなかったときも、管理画面を見れば問い合わせを拾えます。

まとめ

問い合わせが来ないとき、最初に疑いたいのは「届いているか」です。
・1. 自分で送信テストをする
・2. 完了画面ではなく、受信箱で確かめる
・3. 迷惑メールフォルダを確認する
・4. 通知先のアドレスを確認する
・5. 送信元の設定(SPF・DKIM)を業者に確認する
・6. スパム対策の設定を確認する
・7. スマホで最後まで入力できるか確かめる

1〜4と7は、今日すぐにできます。5と6は、制作会社や管理者に確認を頼んでください。

ご相談はこちら

「確認してみたけれど、原因が分からない」「届いてはいるのに、問い合わせが増えない」という場合は、ホームページを外から見て、原因と直す順番をまとめる診断サービスをご利用ください。公開されているページを見て診断するので、パスワードなどをお預かりする必要はありません。


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