【AI】手元では動くのに公開すると崩れる理由

【AI】手元では動くのに公開すると崩れる理由

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AIに頼んで作ったホームページを、自分のパソコンで開いてみたら、きれいに表示された。ところが公開してみると、画像が出ない、文字が重なる、レイアウトが崩れている。手元では問題なかったのに、なぜ公開すると変わってしまうのか。このご相談は、とても多くいただきます。

AIに聞くと「ファイルをそのまま公開すれば、同じように表示されます」と説明されることがほとんどです。手元で動いているのだから、そのとおりだと思うのが自然です。

正直にお伝えします。「手元で見えている」と「公開して見える」は、実は別のことです。この間に、気づきにくい違いがいくつも隠れています。

まず多いのが、画像やファイルの「場所の指定」です。AIが作ったサイトの中身の文字(コード)には、画像がどこにあるかが書かれています。この指定が、あなたのパソコンの中の場所を指したままになっていることがあります。手元ではその場所に画像があるので表示されますが、公開先のホームページの置き場所(サーバー)には同じ場所がないため、画像だけが消えてしまうのです。

次に、ファイル名の扱いの違いです。手元のパソコンでは「Photo」と「photo」を同じものとして扱う場合がありますが、公開先では別物として扱われることがあります。コードに書かれた名前と実際のファイル名が一文字でも違うと、そこで読み込みが止まります。手元では動いていたぶん、原因がここにあるとは思いにくいのです。

さらに、見ている環境の違いです。手元で確認できたのは、あなたのパソコンの、その画面での見え方だけです。公開後にお客様が見るのは、別のパソコンやスマホ、別のブラウザです。AIは一般的な作り方は知っていますが、あなたが公開する先の環境に合わせて中身を整えてくれるとは限りません。

ここで大切なのは、公開して崩れたからといって、作ったものが無駄になるわけではないということです。手元で動いているなら、土台はできています。崩れの原因が「場所の指定」なのか「ファイル名」なのか「見ている環境」なのかを切り分ければ、直す場所はかなり絞られます。多くの場合、ゼロから作り直す必要はありません。

ひとりで「公開すると崩れます」とAIに聞き直しても、原因を確かめずに別の直し方を提案され、聞くたびに答えが変わることがあります。そうなる前に、いま公開されている状態をそのまま見てもらうと、ご自身で直せる小さな部分と、任せたほうが早い部分がはっきりします。

だからこそ、公開して崩れたときは、AIに聞き直す前に、手元と公開先の何が違うのかを切り分けてもらうことをおすすめします。

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