【WordPress】「ちょっとした修正」が一番危険|テーマ直接編集の落とし穴

【WordPress】「ちょっとした修正」が一番危険|テーマ直接編集の落とし穴

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IT・テクノロジー
「文字の色を少しだけ変えたい」「余白をほんの少し調整したい」——ホームページを運用していると、こうした小さな修正をしたくなる場面が出てきます。
そんなとき、「これくらいの修正なら、自分でできそう」と、WordPressの管理画面からサイトのデザイン部分を直接編集しようとしていませんか。
たしかに、WordPressにはデザインの土台となる「テーマ」のファイルを、管理画面から直接編集できる機能があります。少しコードをいじれば、見た目を変えられる。一見すると、手軽に修正できる便利な機能に思えます。
ですが、この「テーマを直接編集する」という行為こそ、最も危険な落とし穴のひとつです。
理由は、大きく二つあります。
ひとつめは、テーマを直接編集していると、その変更がテーマの更新によって消えてしまうという問題です。テーマは、弱点の補修や改善のために、ときどき更新されます。ところが、土台のファイルを直接書き換えていると、更新したときにその修正部分が上書きされ、せっかく加えた変更がすべて消えてしまうことがあるのです。「直したはずなのに元に戻っている」という事態が起こります。
ふたつめは、もっと深刻です。コードを直接いじる作業では、たった一文字の打ち間違いや、記号の入れ忘れだけで、サイト全体が真っ白になって表示されなくなることがあります。しかも、管理画面から直接編集している場合、その失敗が原因で管理画面にすら入れなくなり、自分では手の打ちようがなくなってしまうこともあるのです。「ちょっとした修正」のつもりが、サイト全体を止めてしまう——これが、直接編集の本当の怖さです。
こうしたリスクを避けるために、本来は「子テーマ」という、土台に影響を与えずに安全に変更を加えるための仕組みを使ったり、変更前に元に戻せる備えをしたうえで作業したりします。ですが、こうした安全な手順を整えること自体に、正しい知識が必要です。
裏を返せば、最初から「安全に変更できる作り」で用意されているサイトであれば、後々の修正もずっと安心して行えるということです。土台がしっかりしていれば、小さな修正がサイト全体を巻き込む大事故になることはありません。この安心は、長く運用していくうえで、大きな価値になります。
だからこそ、サイトの修正は「ちょっとだから」と直接いじるのではなく、安全に変更できる仕組みを整えたうえで行うことをおすすめします。

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