チラシの参考デザイン、どう伝える?依頼前に添えたい3つのメモ

チラシの参考デザイン、どう伝える?依頼前に添えたい3つのメモ

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デザイン・イラスト
画像:参考資料と鉛筆のアイコンに「好きな点」「避けたい点」「今回の条件」の吹き出しを添えた図。AI生成の説明用イラスト(実制作事例ではありません)。

こんにちは。NAS(杉本直樹)です。
「こんな雰囲気のチラシにしたい」と思えるデザインはある。でも、何を伝えればよいか分からない。そんなときは、参考資料に「好きな部分」「避けたい部分」「今回の条件」の三つを添えると、相談内容を整理しやすくなります。
専門用語で説明する必要はありません。「この色合いが好き」「文字はこれより大きくしたい」といった、普段の言葉で大丈夫です。

■ 1.好きな部分を、場所と理由で伝える

一枚の参考には、色、書体、写真、装飾、情報量など、いくつもの要素が含まれています。「これと同じ感じで」だけだと、どの部分を気に入ったのかが分かりにくくなります。
たとえば、次のように伝えられます。
・背景の淡い色が、落ち着いて見えるところが好き
・見出しがはっきりしていて、内容を探しやすい
・手描き風の線に、親しみやすさを感じる
参考全体を説明しようとせず、一番近いと感じる部分から書いてみてください。「おしゃれ」という言葉を添える場合も、どの部分を見てそう感じたかがあると、方向を確認しやすくなります。

■ 2.取り入れたくない部分も分けておく

参考のすべてを希望しているとは限りません。色は好きでも、細い文字は避けたい。写真の扱いは近いけれど、英語の見出しは使いたくない。そうした希望も、最初にお知らせください。
「好きな資料を送ったから、全部その通りになるのかな」と気にする必要はありません。参考の中で採用したい点と、今回には合わない点を分けて考えます。
複数の参考があるなら、それぞれの役割も添えます。Aは配色、Bは見出しの読みやすさ、と整理できます。雰囲気が大きく違う資料が並ぶ場合は、どちらを優先したいか、まだ迷っているのかも教えてください。

■ 3.参考とは違う、今回の条件を書く

参考がすっきり見える理由は、掲載している情報の少なさかもしれません。同じ印象を希望していても、今回のチラシには料金表や複数のメニューが必要な場合があります。
そこで、参考と一緒に「必ず残したい条件」を共有します。
・今のロゴと店名表記は、そのまま使いたい
・メニューごとの説明は省略せず掲載したい
・小さな文字を増やさず、読みやすくしたい
・季節が変わったら、日付を自分で更新したい
参考に近づけることと、今回必要な情報を読める形にすることを、あわせて検討できます。ご自身で変更したい場合は、使えるソフトやCanvaの利用状況もお知らせください。

■ 相談メモの記入例

以下は、架空の喫茶店が新しいメニュー案内を依頼する例です。

参考Aで好きな点:淡いベージュと、手描き風の線
避けたい点:小さな英語の飾り文字
今回の条件:店名ロゴは変更しない。飲み物三種類の説明を入れたい

参考Bで好きな点:商品名と説明を見つけやすいところ
迷っている点:写真を何枚入れるとよいか

このくらいの短いメモでも、相談の出発点になります。参考に近い色名やフォント名が分からなくても問題ありません。

資料が見つからなければ、「落ち着いた感じ」「にぎやかすぎるものは避けたい」など、希望する印象からお聞かせください。参考探しを終えてからでないと相談できない、ということはありません。

■ 参考資料と、実際に使う素材を分ける

見た目の方向を考えるための資料と、今回のチラシに掲載する写真・ロゴは、分けてお送りください。「雰囲気の参考」「掲載に使える素材」と一言あると、扱いを確認できます。

私のチラシ制作サービスでは、参考デザインをもとにしたご相談も承っていますが、他の作品の完全なコピー制作は行っていません。掲載する素材は、利用条件を確認したうえで使用します。

以前ご自身が依頼したチラシを今回も使いたい場合も、編集データの有無や、再利用できる範囲を分かる範囲でお知らせください。不明な点を、確認済みとして進めないことが大切です。

チラシ制作のご相談では、掲載内容とご希望を伺いながら、見出し・文章量・レイアウトを整理します。参考資料に三つのメモを添えて、サービスページの見積り相談からお送りください。制作範囲・料金・納期は、ご希望を確認してご案内します。


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